プライシングスタジオ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 嘉尋)は、年々チケット単価が下がるスポーツ業界の課題に対し、「顧客心理」を尊重しながら、「収益」を最大化させるためのノウハウを公開いたします。

  • スポーツ業界の現況

「2022年スポーツマーケティング基礎調査※」によると、2022年のプロ野球ファン人口は、2,099万人で昨年比179万人減っており、サッカーJリーグファン人口は、788万人で昨年比90万人減っています。そんな中で、収益の改善のためにはチケット料金の改善やグッズの販促活動は必須であると考えられます。

観客がスタジアム観戦にかける出費の中で「チケット料金」に焦点を当てると、1回あたりの出費金額は2.4%減の3,859円、年間の出費総額では25.3%減の12,155円となっています。
また、昨今導入が進んでいるダイナミックプライシングに対して、一部顧客からインターネット上でネガティブな反応が見られるケースも散見されます。

日本発の価格コンサルティング会社である我々プライシングスタジオとしては、この「ファン人口の減少」や「観戦にかける出費金額の減少」といった状況をスポーツチームが抱える大きなビジネス課題として捉え、状況を改善する一助となればという思いで、すでに一部スポーツチームへの導入も進んでいるスポーツ事業向けのプライシングノウハウを公開する判断となりました。
※出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング、マクロミル(2022年)「2022年スポーツマーケティング基礎調査」三菱UFJリサーチ&コンサルティング、マクロミル

  • 「顧客心理」を尊重しながら、「収益」を最大化させるためのポイント

上記のポイントを一言でお伝えすると、「顧客視点を意識して金額を検討し、収益性も判断材料として考慮の上で金額を決定することが重要」ということです。

「顧客視点を意識した金額の検討方法」とは、調査を通して「顧客の支払ってもよいと感じる価格」と、「顧客が感じる価値の源泉」を定点的に把握し運用するという方法です。
それによって、その時々に応じた「価格の変更余地」が把握出来るため、「収益の最大化に向けた金額の検討・決定」が可能になるのです。

より詳細が気になる方は以下より資料をダウンロード頂けます。
https://pricing.co.jp/download/sports/
より詳しいご説明も可能ですので、もしご興味あれば以下問い合わせフォームにご一報頂けますと幸いです。
https://pricing.co.jp/contact/

以下にて、分析イメージの一例を掲載しますのでご参考下さい。

▼「チケット1枚に対する顧客の支払ってもよいと感じる価格」を元に、「チケット収益の最大化」を狙う価格を設定する方法

現在のチケット価格と比較して、様々な価格に変更した場合の売上の推計をし、売上が最大となる価格を新価格として設定することで、チケット売上の最大化が狙える価格決定に繋げることが可能になります。

▼「グッズ1点に対する顧客の支払ってもよいと感じる価格」を元に、「グッズ収益の最大化」を狙う方法

現在価格と比較した、各価格での顧客数の推計をし、顧客数が最大となる価格を新価格として設定することで、グッズ売上の最大化が狙える価格決定に繋げることが可能になります。

▼「顧客が感じる価値の源泉の違い」から価格設定を検討する方法

<例1:ユニフォームの無料配布の有無>

ユニフォームの無料配布の有無」で支払ってもよいと感じる価格を比較することで、ユニフォームの無料配布があるチケットの値段をいくらくらい高めに設定することが可能かが明らかに出来ます。

<例2:試合当日の何日前に購入するか>
「購入タイミングごと」に支払ってもよいと感じる価格を比較することで、試合当日に近づくにつれチケットの値段を下げるのか、上げるのかの検討が可能になります。

<例3:どんな試合日程(対戦カード等)のチケットか>
「対戦カードごと」に支払ってもよいと感じる価格を比較することで、どんな試合日程のチケットの値段を高めに設定することが可能かを明らかに出来ます。

  • プライシングスタジオがサポート可能な領域

プライシングスタジオでは、スポーツ事業に関わる方々に、上述の調査・分析を含む価格決定と運用の導入に関して、トータルコンサルティングサポートを実施しています。
具体的には以下のようなサポートが可能です。

▼価格決定と運用の導入ステップ
スポーツ業界では、以下の3ステップでプライシングの本格導入を進めるケースが多く見られます。
各ステップに応じて記載の通り以下のサポートが可能です。一概にステップを進めれば良いというものでもなく、各事業者様の目的に沿うステップの内容で運用を行うことが重要です。


<各導入ステップの特徴>
前述の通り、プライシングは一概にステップを進めれば良いというものではないため、各事業者様の目的に沿うものがどれか、を検討することが重要です。
一方で、ダイナミックプライシングによって収益の拡大可能性が高まることは考えられるため、最近ではダイナミックプライシングのスモールスタートとしてSTEP2の「ルールベースでのダイナミックプライシング」の導入をする事例が様々な業界で散見されます。

<各業界での「ルールベースでのダイナミックプライシング」事例>

詳細が気になる方は以下より資料をダウンロード頂けます。
https://pricing.co.jp/download/sports/
より詳しいご説明も可能ですので、もしご興味あれば以下問い合わせフォームにご一報頂けますと幸いです。
https://pricing.co.jp/contact/



【プライシングスタジオ株式会社 概要】
プライシングスタジオは、企業の売上・利益の増大と顧客満足度最大化の実現に向けて、商品やサービスの価格決定に関する「プライシング事業」を展開する会社です。
膨大なデータと統計分析を駆使したプライシングコンサルティング支援、価格分析のプロセスを自動化したSaaSプロダクト『Pricing Sprint』の開発、プライシング専門メディア『プライスハック』の運営のほか、企業内での専門組織の立ち上げを支援する「トレーニング事業」、プライシングに関する相談を継続的に受ける「顧問・アドバイザリー事業」を展開しています。

会社名:プライシングスタジオ株式会社(https://pricing.co.jp
代表者:代表取締役CEO 高橋 嘉尋
所在地:東京都港区芝浦三丁目1番1号 msb Tamachi 田町ステーションタワー N22階
設 立:2019年6月26日
事業内容:プライシングにおけるコンサルティング・顧問・人材育成・SaaS事業

配信元企業:プライシングスタジオ株式会社

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