株式会社書泉では、先ごろ朝日新聞夕刊や、デジタル版、日本経済新聞などでも取材いただきました通り、「書泉と、10冊」という企画を進めております。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、もう一度出版社のみなさま、著者のみなさまに協力いただき重版・復刊してお届けしていくものです。
（※企画概要は、最下記参考資料の前回リリース内容をご覧ください）
その第2弾のタイトルが決まりましたので、お知らせいたします。第2弾は書泉グランデの推しジャンルでもあります「バス」についての復刻版となります。「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」より既に弊社で復刊させていただきました「東京都交通局」に加え、「神奈川中央交通」「東急バス」の全３タイトルを、８月下旬にお届けできるよう、制作・予約を開始してまいります。
「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」は１９８６年から発行していた日本のバス趣味専門雑誌「バスジャパン」を発行していたBJエディターズが、１９９７年より交通趣味先進国・イギリスのバス専門書に倣い、日本のバスファン向けにアレンジして、バス事業者ごとにまとめた単行本シリーズです。路線バス乗り継ぎの旅を紹介する紀行編、事業者のあゆみを綴る歴史編、現役車両すべてのデータを網羅する車両編で構成した、資料性の高い、バスファンに熱い支持をうけていたシリーズです。その後内容・データをリニューアルしながら新しいシリーズを出版され、最新シリーズは『バスジャパン・ハンドブックシリーズ V』というタイトルにて、星雲社より発行されています。
そんな中、過去の車両の情報、路線情報をそのままに手元においておきたい、再度確認したいというファンの方々から、過去の「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」を探されている方のお声を売場でよくお聞きしました。今回はファンの方からも人気のある関東の３事業者のものをＢＪエディターズ加藤さまのご協力のもと、「復刻版」として株式会社書泉より、発行することとなりました。
※「東京都交通局」は、好評発売中です！
https://shosen.tokyo/?pid=173647422
＜参考＞前回リリース「書泉と、10冊」企画概要より
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。
ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、１０冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す１０冊」という願いを込めての企画タイトルです。
まずは、１０冊。この企画で改めておススメしたい本をお届けしていきます。
１冊目の「鉄腕ゲッツ行状記-ある盗賊騎士の回想録-」白水社刊も順調にご予約いただいております。予約締切は６月２６日（月）です。https://shosen.tokyo/?pid=174724940
引き続き、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけもお待ちしております。
＜掲載記事リンク＞
長年の「重版未定」から2カ月で2万冊 奇跡を生んだ書店員の情熱（朝日新聞デジタル）
https://www.asahi.com/articles/ASR616T0YR5ZULLI001.html?iref=pc_extlink
ファン熱望の品切れ本、書泉が復活計画 書店員の目利きで魅力再発見（朝日新聞デジタル）
https://www.asahi.com/articles/ASR664DR4R65ULLI006.html
人文書「中世への旅」復刊でヒット 書店員の推しに共感（日本経済新聞）
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD09BFI0Z00C23A6000000/
株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」の２つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。
配信元企業：株式会社アニメイトホールディングス
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