チェルシーに所属するイングランド代表MFコナーギャラガーが、同クラブでプレーを続けることを望んでいることを明かした。20日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在23歳のギャラガーは、6歳からチェルシーで練習している下部組織出身選手で、これまでチャールトンやスウォンジー、ウェスト・ブロムウィッチへのレンタル移籍を経験。2021-22シーズンにレンタル移籍したクリスタル・パレスで年間最優秀選手に選出される活躍を見せ、今季からチェルシーに復帰した。プレミアリーグ開幕戦でトップチームデビューを果たし、公式戦45試合出場で3ゴール1アシストを記録した。

 チェルシーとの現行契約は2025年6月30日までとなっているものの、過去2回の移籍市場で大型補強を敢行した影響や来季は欧州大会にも出場できないことなどから、スカッドの縮小が必要となっており、ギャラガーは放出候補に挙げられていることが報じられている。

 ブライトンレスター、ウェストハム、ニューカッスルなどから関心が寄せられているギャラガーだが、今夏の移籍の可能性について聞かれると「僕はチェルシーが大好きだ」と幼少期から過ごす同クラブへの愛着を口にしながら、「僕にとっても、チーム全体にとってもとても厳しいシーズンだったので、自分たちの居場所に戻るために一生懸命働くだけだと思う」と来季の挽回を誓った。

 なお、チェルシーではフランク・ランパード暫定監督が今月限りで退任し、7月1日からマウリシオ・ポチェッティーノ新監督が就任することがすでに発表されている。新体制となることにギャラガーは「彼はトップな監督だ。チェルシーにいる全員がここに来てくれたことを嬉しく思っているし、彼と一緒に仕事をすることを楽しみにしている」と意気込みを語った。

チェルシー残留を希望しているギャラガー [写真]=Getty Images