2007年、マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮によって、記念すべき1作目が製作され、空前の大ヒットを叩きだした「トランスフォーマー」シリーズ最新作にして、新シリーズの幕開けとなる『トランスフォーマービースト覚醒』が8月4日(金)に公開される。このたび、本作の日本語吹き替え版キャストとして藤森慎吾高木渉柚木涼香本田貴子ファイルーズあい武内駿輔ら豪華声優陣の出演が明らかに。あわせて日本語吹替版予告が解禁となった。

【写真を見る】藤森はミラージュに関して「僕に合わせて書いてくれたのかなっていうくらいイメージにピッタリなキャラクター」とコメント

日本に先駆けて全米で公開を迎えた本作は、週末3日間で約6,050万ドル(約84億4,700万円)を稼ぎだし、全米を賑わせていた『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(公開中)を制して週末ランキング1位の大ヒットを記録。日本語吹替版は、人間側の主人公のノア役を中島健人、ヒロインのエレーナ役を仲里依紗が担当。また、シリーズで不動の人気を誇るトランスフォーマーであるオプティマスプライムの声優にを過去シリーズから引き続き玄田哲章、シリーズ初登場のゴリラ型のトランスフォーマーのオプティマスプライマル役にテレビアニメシリーズから引き続き子安武人が務めることが明かされていた。

このたび、本作の吹替キャストとして主人公ノア役の相棒的な存在で、シリーズで初登場となるポルシェから変身する新トランスフォーマーミラージュ役にオリエンタルラジオの藤森が決定。大の車好きでポルシェにも乗っていたという藤森は、今回のオファーについて「(『トランスフォーマー』は)ずっと好きな作品で、車が好きなので格好良いと感じていましたし、男の子のワクワク心をくすぐる作品という印象だったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。(ミラージュは)僕に合わせて書いてくれたのかなっていうくらいイメージにピッタリなキャラクターだったので、楽しく演じさせていただきました。ファンの方はもちろんですが、今回の作品はこの作品から観ても楽しめる作りになっているので、“今までみたことないよ!”っていう人にも(私の演じる)“チャラ”トランスフォーマーを観るという目的でもいいので、是非観ていただきたいです!」とコメントを寄せた。

さらに、「ビーストウォーズ」のアニメシリーズからチーター役で高木が続投、ブラックウィドーを演じていた柚木が暗殺者、ナイトバードの声で出演する。また、新規キャストでは、ドゥカティのバイクから変形する女性戦士のアーシーにファイルーズフィルクスワーゲンから変形するメガネがトレードマークのホイルジャックに武内、エアレイザー役に本田、最強の敵ユニクロンを召喚しようと企むテラーコンの1人、スカージ役に飛田展男、同じくテラーコンのバトルトラップ役に三宅健太が決定した。また、今回の豪華吹替キャスト陣を「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」の音響監督を務めた岩浪美和が演出する。

あわせて、すでに解禁済みの本予告映像の日本語吹替版が到着。先んじて解禁となっていた中島、仲をはじめ、超豪華吹替キャスト陣が一堂に会した吹替版予告は今回初めての解禁。キャラクターたちそれぞれの個性が、吹替でさらにうかがい知れる映像となっている。

新たなトランスフォーマーの幕開けを飾るシリーズ最新作を、豪華キャスト陣はどのように盛り上げてくれるのだろうか?全米でもヒットを記録した本作をぜひ劇場で目撃したい。

■<キャスト、スタッフコメント>

藤森慎吾(ミラージュ役)

「(「トランスフォーマー』は)最初の作品からずっと好きでした!車が好きなので格好良いと感じていましたし、男の子のワクワク心をくすぐる作品という印象だったので(吹替出演が決まり)めちゃくちゃ嬉しかったです。最初に聞いたときはとても舞い上がっていたんですが、『きっとチョイ役だろうな、それでも嬉しいな』という気持ちでいて。でもいただく資料が増えていくにつれて、登場量の多いキャラクターだと分かり…、ブルってました。(笑)でもキャラクターの説明文に“トランスフォーマーには、珍しくおしゃべりで、お調子者のムードメーカー。チャラく見えるが、実はとても仲間思い。”と僕に合わせて書いてくれたのかなっていうくらい(自分の)イメージにピッタリなキャラクターだったので、楽しく演じさせていただきました。また僕もミラージュと同じ型ではないけれど一台前にポルシェに乗っていて、ミラージュとの共通点があったのも嬉しかったですね。古い型のポルシェからミラージュトランスフォーマーするシーンはめちゃくちゃ興奮しました!僕も最初の作品からずっとファンだったので、ファンの方はもちろんですが、今回の作品はこの作品から観ても楽しめる作りになっていますので、『いままで観たことないよ!』っていう人にも(私の演じるミラージュの)“チャラ”トランスフォーマーを観るという目的でもいいので、是非観ていただきたいです!」

高木渉(チーター役)

みんな〜、帰ってきたじゃん!チータ…ん?チーター高木渉じゃん。今回もおなじみのしりとり…って?あれ、ラットルは??あっそうか、今回は新たな仲間たちとの出会いがあったんだ。パワーアップした迫力あるアクション、目を見張る鮮やかなトランスフォーム。何かやりたくなってしまうのを抑えて校長先生はマジメにやりました。ぜひ劇場の大きなスクリーンで受けとめてくれよな!それでは最後に、みんな一緒にこのフレーズで締めくくろう!せーのっ!わくわく動物ラ…あっ違った『トランスフォーマービースト覚醒』の始まりじゃん!」

ファイルーズあい(アーシー役)

「世界中から愛されている『トランスフォーマー』シリーズに携わることができてとても嬉しかったと同時にプレッシャーも感じましたが、錚々たる皆様と共演できたことでたくさん学ばせていただきました!アーシーはとても真面目な子ですが、たまに見せるユニークな一面がとても可愛らしいので、注目していただけると嬉しいです!」

武内駿輔(ホイルジャック役)

実写版トランスフォーマーは世代だったので、もうそんなに時間が経ったのかと思うのと同時に、長い時間愛され続ける事に改めて尊敬の念を抱きます。ビーストシリーズは、放送でもビデオでも観ていたので、自分がその現場に入れるのかと思うと、とてもワクワクしました。結果、高木さんの生『じゃん』を聞く事ができて、、面白さより感動の方が勝ってしまいました。今回のホイルジャックは、いままでとはまた違うキャラ付けになっているので、どう受け止めて頂けるかが気になって仕方ありません。とても楽しみです。許される限りは遊ぼうと思ってやってみたのですが、1回目やった時に『さすがにやりすぎ』と言われてしまいました。塩梅って難しいですね。ビーストらしさを踏襲した本作品は、吹き替えで見ていただくとより楽しんでいただけるのではないかと思っております」

本田貴子(エアレイザー役)

「子どもたちと新作が出るたびに楽しみに観ていた『トランスフォーマー』に参加でき、とても嬉しいです。アニメーションで見ていたどこか愛嬌のあるマキシマル(※名称映画合わせ)たちが実写になるとこんなにも迫力ある造形になるんだと感動しました。トランスフォーマーのまた新しい迫力を皆さまも是非劇場でお楽しみ下さい」

岩浪美和(音響監督)

「アニメ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』シリーズ、『スパイダーマン:スパイダーバース』(18)など真面目にやっています!ホントです!!信じてください!!!いままでの実写『トランスフォーマー』シリーズで一番面白いんじゃないかな?」

文/鈴木レイヤ

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』に藤森慎吾、高木渉、柚木涼香、本田貴子、ファイルーズあい、武内駿輔ら豪華声優陣の参加が決定/[c] 2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.[c]2023 HASBRO