映画『トランスフォーマービースト覚醒』の日本語吹替キャストとして、藤森慎吾高木渉柚木涼香武内駿輔らの参加が決定。併せて日本語吹替版予告が解禁された。

【動画】藤森慎吾、ポルシェから変形するトランスフォーマーの声優に! 映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』本予告(吹替版)

 マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮によって1作目が製作され、空前の大ヒットをたたき出した『トランスフォーマー』。本作はそのシリーズ最新作にして、新シリーズの幕開けとなる。

 日本に先駆けて全米で公開を迎えた本作は、週末3日間で約6050万ドル(約84億4700万円/Box Office Mojo調べ)を稼ぎ出し、全米を賑わせていた『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を制して週末ランキングNo.1の大ヒットを記録。RottenTomatoesの一般鑑賞者の評価(オーディエンススコア)では、シリーズ過去最高となる92%の高評価を叩き出している。

 日本語吹替版では人間側の主人公ノア役を中島健人、ヒロインのエレーナ役を仲里依紗オプティマスプライムの声を過去シリーズに引き続き玄田哲章、シリーズ初登場のゴリラ型のトランスフォーマー“オプティマスプライマル”の声をTVアニメシリーズに引き続き子安武人が務めることが明らかとなり、大きな注目を集めた。

 この度、中島、仲に続く吹替キャストが決定。ミラージュ役には、お笑い芸人としてだけでなく、役者として映画、ドラマ、アニメなどで活躍する藤森慎吾ミラージュは、ポルシェから変形する若きトランスフォーマーで本作から初登場のオリジナルキャラクター。意図せず出会った主人公ノア(声・中島)を乗せてNYでカーチェイスを繰り広げ、ノアの相棒にして兄のような存在になっていく。

 コメディ番組『サタデーナイト・ライブ』で大人気のコメディアン、ピート・デヴィッドソンがミラージュの声を務めたことから、日本版吹替版でも最高のコメディアンを起用するよう映画製作者からリクエストがあり、ミラージュのムードメーカー的なチャラいユーモアと、仲間想いの側面を表現出来る人物として、藤森が抜擢された。

 大の車好きでポルシェにも乗っていた藤森は、「(ミラージュは)僕に合わせて書いてくれたのかなっていうくらいイメージにピッタリなキャラクターだったので、楽しく演じさせていただきました。ファンの方はもちろんですが、今回の作品はこの作品から観ても楽しめる作りになっているので、“今までみたことないよ!”っていう人にも(私の演じる)“チャラ”トランスフォーマーを観るという目的でもいいので、是非観ていただきたいです!」とコメントを寄せている。

 また、伝説的な『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』からは、TVシリーズに引き続きチーター役で高木渉が出演。同シリーズでブラックウィドー役を演じた柚木涼香が、女忍者的恐ろしき暗殺者ナイトバードを演じる。

 新規キャストでは、ドゥカティのバイクから変形する女性戦士のアーシーにファイルーズあい。シリーズ初登場でフィルクスワーゲンから変形するメガネがトレードマークのホイルジャック武内駿輔エアレイザー役に本田貴子、規格外サイズの最強の敵ユニクロンを召喚しようと企むテラーコンの1人スカージに飛田展男、同じくテラーコンのバトルトラップに三宅健太が扮する。

 そんな豪華な吹替キャスト陣を演出するのは、伝説的アニメシリーズ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の音響監督・岩浪美和。声優がアドリブの応酬を繰り広げ“声優無法地帯”とも呼ばれた伝説的アニメを手がけた岩浪は、「真面目にやってます! ホントです!! 信じてください!!!」と煙に撒きつつ、「今までの実写『トランスフォーマー』では一番面白いんじゃないかな?」と自信をのぞかせる。

 併せて本予告映像の日本語吹替版が到着。先んじて解禁された中島健人、仲里依紗をはじめ、超豪華吹替キャスト陣が一堂に会し、キャラクターたちそれぞれの個性をより理解できる映像になっている。

 映画『トランスフォーマービースト覚醒』は、8月4日より全国公開。

 ※吹替キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

藤森慎吾ミラージュ

 (「トランスフォーマー」は)最初の作品からずっと好きでした! 車が好きなので格好良いと感じていましたし、男の子のワクワク心をくすぐる作品という印象だったので(吹替出演が決まり)めちゃくちゃ嬉しかったです。最初に聞いたときはとても舞い上がっていたんですが、「きっとチョイ役だろうな、それでも嬉しいな」という気持ちでいて。でもいただく資料が増えていくにつれて、登場量の多いキャラクターだと分かり…ブルってました(笑)。

 でもキャラクターの説明文に“トランスフォーマーには、珍しくおしゃべりで、お調子者のムードメーカー。チャラく見えるが、実はとても仲間思い。”と僕に合わせて書いてくれたのかなっていうくらい(自分の)イメージにピッタリなキャラクターだったので、楽しく演じさせていただきました。また僕もミラージュと同じ型ではないけれど1台前にポルシェに乗っていて、ミラージュとの共通点があったのも嬉しかったですね。古い型のポルシェからミラージュトランスフォーマーするシーンはめちゃくちゃ興奮しました!

 僕も最初の作品からずっとファンだったので、ファンの方はもちろんですが、今回の作品はこの作品から観ても楽しめる作りになっていますので、「今までみたことないよ!」っていう人にも(私の演じるミラージュの)“チャラ”トランスフォーマーを観るという目的でもいいので、是非観ていただきたいです!

高木渉チーター

 みんな〜、帰ってきたじゃん! チータ…ん? チーター高木渉じゃん。
今回もおなじみのしりとり…って? あれ、ラットルは?
あっそうか、今回は新たな仲間たちとの出会いがあったんだ。
パワーアップした迫力あるアクション、目を見張る鮮やかなトランスフォーム。
何かやりたくなってしまうのを抑えて校長先生はマジメにやりました。
ぜひ劇場の大きなスクリーンで受けとめてくれよな!
それでは最後に、みんな一緒にこのフレーズで締めくくろう! せーのっ!
わくわく動物ラ…あっ違った『トランスフォーマービースト覚醒』の始まりじゃん!

ファイルーズあい/アーシー役

 世界中から愛されている「トランスフォーマー」シリーズに携わることができてとても嬉しかったと同時にプレッシャーも感じましたが、錚々たる皆様と共演できたことでたくさん学ばせていただきました! アーシーはとても真面目な子ですが、たまに見せるユニークな一面がとても可愛らしいので、注目していただけると嬉しいです!

武内駿輔ホイルジャック

 実写版トランスフォーマーは世代だったので、もうそんなに時間が経ったのかと思うのと同時に、長い時間愛され続ける事に改めて尊敬の念を抱きます。

 ビーストシリーズは、放送でもビデオでも観ていたので、自分がその現場に入れるのかと思うと、とてもワクワクしました。結果、高木さんの生「じゃん」を聞く事ができて、面白さより感動の方が勝ってしまいました。

 今回のホイルジャックは、今までとはまた違うキャラ付けになっているので、どう受け止めて頂けるかが気になって仕方ありません。とても楽しみです。

 許される限りは遊ぼうと思ってやってみたのですが、1回目やった時に「さすがにやりすぎ」と言われてしまいました。塩梅って難しいですね。ビーストらしさを踏襲した本作品は、吹き替えで見ていただくとより楽しんでいただけるのではないかと思っております。

本田貴子エアレイザー役

子供たちと新作が出るたびに楽しみに見ていた『トランスフォーマー』に参加でき、とても嬉しいです。
アニメーションで見ていたどこか愛嬌のあるマキシマルたちが実写になるとこんなにも迫力ある造形になるんだと感動しました。
トランスフォーマーのまた新しい迫力を皆さまも是非劇場でお楽しみ下さい。

岩浪美和/音響監督

 真面目にやっています! ホントです!! 信じてください!!!
今までの実写『トランスフォーマー』シリーズで一番面白いんじゃないかな?

映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』日本語吹替を担当する(左から)武内駿輔、ファイルーズあい、藤森慎吾、高木渉、本田貴子、飛田展男 (C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.(C)2023 HASBRO