櫻井佑樹(劇団 EXILE)と高松アロハ(超特急)がダブル主演を務めるドラマ「4月の東京は…」(毎週木曜深夜1:29-ほか、MBSほか※全8話)が、MBSの深夜ドラマ枠「ドラマシャワー」にて6月15日第1話が放送され、和真(櫻井)が上司からパワハラを受けているところを蓮(高松)が救う様子が描かれた。蓮がとてもかっこ良くて頼もしく、キュンキュンと胸をときめかされた。(以下、作品のネタバレを含みます)

【写真】櫻井佑樹“和真”の膝の上に頭を乗せ、和真に触れる高松アロハ“蓮”

■「4月の東京は…」とは

同ドラマは、ハルの人気BLコミックが原作。互いに初恋の相手、そして初めての相手でありながらも、10年前に起きたある出来事がきっかけで引き裂かれてしまった二人が、再び心を通わせ合う姿を描く。

櫻井が広告代理店の人事部社員で、初恋の相手・蓮を一途に思う滝沢和真を、高松が和真と同じ広告代理店アートディレクターとして勤め、10年前のある秘密を抱える石原蓮を演じる他、蓮のフランス留学時代の友人である八神龍之介役で古川毅(SUPER★DRAGON)、和真や蓮の同僚のアートディレクター・前田あゆみ役で綾乃彩が出演する。

■上司に進言するが、聞き入れてもらえなかった和真

和真は就職した広告代理店で中学の同級生で和真の初恋の人でもある蓮と再会した。

蓮と和真が出席した会議が終わると、和真は上司の真田から全社員の有給休暇追加についての報告書を今日中に提出しろと言われる。和真が全社員ではなく海外派遣社員だけではないかと進言すると、真田は和真に新人のお前に会社の何がわかると一蹴する。その様子を蓮はペンを触りながら静観していた。

真田が通りかかった社長に声をかけると、有給休暇の追加については全社員じゃなく海外派遣だけの予定だったと言われる。真田は新人が勘違いしたとうそをついてやり過ごす。

■真田が自分の失敗を和真になすりつけていると…

名刺のことで人事部にやってきた蓮。そこに真田が和真に対して怒りながら入ってきて書類をデスクに叩きつけ、和真が報告書の内容を勝手に変えたと頭ごなしに因縁をつける。和真が真田が言った通りにやったことを言いかけると真田は自分が言ったのは全社員にじゃない、海外派遣社員にだけだと言い切る。

真田の白々しい言葉に目を丸くする和真が言いよどんでいると、「うっせぇなぁ」と蓮が口をはさむ。床に散らばった書類をゆうゆうと拾い集めながら、その件に関しては俺も聞いていたという蓮。

「放っておいてくれないか、デザイナーさん」と真田が嫌味ったらしく言うと、蓮は笑いながら「俺、デザイナーでしょ。会議のときは指を休ませたくて、こんなの使ってるんです」とペンを差し出す。そして蓮がボタンを押すと録音されていた声が流れる。

真田と和真が会議終わりに話していた有給休暇についての会話だった。何も言葉が出ない真田に向けて、勝ち誇った笑いを浮かべる蓮。渾身(こんしん)のドヤ顔が決まっていてかっこいい。和真のピンチを救ってくれる蓮がとても頼もしく見えてキュンキュンとときめいてしまった。

※高松アロハの「高」は、正しくは「はしご高」

◆構成・文=牧島史佳

櫻井佑樹“和真”と高松アロハ“蓮”「4月の東京は…」第一話より/(C)「4月の東京は…」製作委員会・MBS