株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』(https://hba.beauty.hotpepper.jp/)は、全国の人口20万人以上の都市居住者のうち、15~69歳の男女1万3,200人を対象に、過去1年間におけるネイルサロンの利用に関する実態調査を実施しましたので、その結果をご報告いたします。

女性の1回あたり利用金額は5,930円で、前年から116円増加

月1回以上利用する高頻度層が増加

「15~69歳男女の過去1年間における美容サロン利用実態」を調査(2023年2月実施)

要約

ポイント1. 女性の1回あたり利用金額、年間の店販購入金額がともに前年から増加

・女性の1回あたり利用金額は5,930円で、前年から116円増加。

・女性の過去1年の店販購入金額は1万3,040円に。前年から2,457円増加。

ポイント2. 年間利用回数が男女とも前年から増加。月1回以上利用する高頻度層が増加

・年間利用回数は女性5.50回(前年比5.6%増)、男性3.09回(前年比38.6%増)と男女とも増加。

・女性の年間利用「12回以上」(月1回以上)は前年を4.5ポイント上回る23.0%と、高頻度層が増加。一方、「年1回」利用者も3.1ポイント増加し、利用者層が二極化。

ポイント3. サロン継続利用理由で「予約が取りやすい」が男女とも前年から最も増加

サロン継続利用理由の1位は男女とも「ネット予約できる」(女性39.7%、男性21.8%)。

・前年から増加した継続利用理由は男女とも「予約が取りやすい」(女性4.0ポイント増、男性4.1ポイント増)。

女性のネイルサロン利用は、1回あたり利用金額も年間利用回数も前年から増加しています。利用金額の増加には値上げの影響も含まれると思われますが、年間利用回数が増えていることから、値上げに対してそれほど影響を受けていないようです。一方で、ヘアサロンと比べると、値上げによって「現サロンを今までと同様に利用し続ける」(ヘアサロン59.6%、ネイルサロン43.0%)は 17ポイント程度低く、「サロンの定着」は高くはないのかもしれません。サロンの継続利用理由からは、予約の利便性について支持されていることが分かります。ネイルは「思い立った時にすぐ利用」されるケースも多いです。技術・接客だけではなく、カスタマーニーズをとらえた利便性の強化にも取り組んでいくことがサロン経営のカギになると考えます。

ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子

調査概要と回答者プロフィール

調査名

美容センサス2023年上期≪ネイルサロン編≫

調査目的

女性・男性の過去1年間における美容サロンの利用実態を把握し、美容に対する意識をとらえる

調査方法

インターネットによるアンケート調査

・株式会社マーケティングアプリケーションズの「MApps Panel」を利用

調査対象

全国、人口20万人以上の都市に居住する15~69歳の男女

・女性・男性 各6,600サンプル

※人口20万人以上の都市の人口比率によってエリアごとの割付数を決定

※男女それぞれ、年齢5歳刻みで均等割付(エリアと年代による割付数詳細は下記数表を参照)

調査実施時期

2023年2月8日(水)~2月21日(火)

※時系列データ:比較対象の調査の実施時期と調査対象は以下の通り

調査実施機関

株式会社アンド・ディ

※図表の表示は小数第2位を四捨五入している関係で、差分や合計値において、図表の数値の単純計算と数値が合致しない場合があります。

詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください

https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230622_beauty_02.pdf

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