俳優の岡田将生と女優の清原果耶が22日、都内で行われたダブル主演映画『1秒先の彼』プレミアイベントに共演の福室莉音、片山友希、しみけん、山下敦弘監督と共に出席。岡田が清原との芝居を「すごくやりがいがありました」と振り返った。
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本作は、山下監督と脚本・宮藤官九郎の初タッグによる、台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』の日本版リメイク。舞台を京都に移し、男女のキャラクター設定を反転させ、何をするにも人よりワンテンポ早い彼と遅い彼女の消えた“1日”を巡るラブストーリーを描く。何でも1秒早い郵便局員のハジメを岡田が、何でも1秒遅い大学生のレイカを清原が演じる。
岡田は山下監督との関係について「『天然コケッコー』という映画で山下監督とご一緒させていただいて以来なんですけど」と説明し、「あのときは高校生で何も分からない僕に、現場でたくさんのことを教えてくれた監督とまた大人になってから映画を作れることはとても感慨深いです」としみじみ。続けて「監督とまたもう一度、こうやって舞台あいさつでみなさんの前に立てるということはうれしく思いますし、この仕事を続けてこれてよかったなという思いです」とかみしめた。
1秒早い彼と1秒遅い彼女という役どころを演じた岡田と清原。二人のテンポ感について岡田は「1秒早い、1秒遅いというとタイミングが合わないんですけど、それをどう合わせていくかというお芝居がまた楽しかったです」と振り返り、「すごくやりがいがありまして、息が合ってないんだけど合っているこの感覚が妙にしっくりくるような感覚がありました。とても面白い作品になるんじゃないかなと思いながら撮影していました」と語った。
清原は、現場にいるときはお互いにハジメとレイカだったと話し「お互いのちょうどいい距離感で一緒に作品作りができてうれしかったなと思います」と笑顔。せっかちかのんびり屋か、という質問には二人とも「せっかちです」と答えていた。
映画『1秒先の彼』は、7月7日より全国公開。
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