今回のテーマ

ノーマスク生活で変わった? 2023年上半期に最も愛用したベストコスメ

気がつけば2023年も折り返し地点。上半期といえばノーマスク生活が始まり、美容に対する意識に大きな変化がありました。

今回のトークテーマは「2023年上半期ベストコスメ」。よしかわとにしきおりが2023年に入って購入し愛用したコスメを持ち寄ると、ノーマスク生活らしい今年を代表するラインアップとなりました。

プロフィール

ライター よしかわ

カラーコーディネーターの母親の影響で、小学生時代に色彩とメイクの楽しさに魅了される。学生時代はコスメ集めに夢中になり、高校卒業後はアパレル店員や化粧品業界で広報を経験。現在はWEBライターとしてコスメや美容をはじめとするライフスタイル系の記事を執筆中。趣味はコスメを並べて、色の濃淡やレイヤードを研究すること。

編集 にしきおり

初めて自分でメイクをした14歳の頃からコスメの魅力に取りつかれ、学生時代から女性向けメディアに従事。美容系ニュースメディア、商品比較情報サイトのスキンケア部門ライターを経て、現在はマイナビウーマンでレビュー記事から取材記事、企画記事まで幅広く担当中。ラメと透け感、ギャップに弱い。

■スキンケアは守りから攻めへ。マスクなしでも自信を持てる肌に

今回は「2023年上半期ベストコスメ」をテーマに、今年発売されたアイテムの中から、部門別に厳選した私たちのベストコスメを紹介していきます。プチプラ部門は4つ、その他は二つを目安に悩みに悩んで絞りました。 まずはスキンケア部門から発表していきます。

私は5月の美欲トークでも紹介した、KANEBOの「ラディアント スキン リファイナー」POLAの「B.A ミルク フォーム」が外せないアイテムとなりました。

拭き取り化粧水なのに潤いを与えながらつるんとした肌に仕上がる「ラディアント スキン リファイナー」と、炭酸泡の乳液で、香りで癒されながらもたつきやハリの無さにアプローチできる「B.A ミルク フォーム」は、どちらも新感覚で感動!

両方とも新発想のアイテムとして話題になりましたよね! マスクを外すとなったら透明感とハリがまず気になって、使い始めたら使い心地が良すぎてストック買いしちゃいました(笑)。にしきおりさんはどちらも美容液!

私はランコムの「クラリフィック ブライトニングセラム」コスメデコルテの「リポソームアドバンスト リペアアイセラム」が無くてはならない存在に。

「クラリフィック ブライトニングセラム」は、同シリーズの化粧水も一緒に使っていたくらい今はとにかく透明感が欲しくて。結構パワフルな使用感なので特別なケアをしたいときにたっぷりと使っていました。

あとはここ一年くらい下まぶたの乾燥小じわが気になっているのですが、アイクリームを「リポソームアドバンスト リペアアイセラム」に切り替えてからはふっくらしてきた気がして、これはぜひ推したい。アイクリームなのに朝も使えるサラッとしたテクスチャーもポイントですね。

二人の共通点は「透明感」! ベスコスを合わせると、ザ・今期話題のスキンケアアイテムですね。

■ベースメイクは素肌感がカギ

ベースメイク部門では、コロナ前も覆われてる感が苦手で使ってこなかったファンデーションがベスコスに入るっていう私の中で革命が起きまして(笑)。

TIRTIRの「マスクフィット オーラ クッションが気になってミニサイズを使ってみたら、カラーも合うし何より薄膜で素肌をキレイにしてくれる仕上がりにときめきました。ここにきてTIRTIRのクッションファンデが話題になる理由が分かったという(笑)。通常サイズを買えば良かったなって思うくらい使ってます。

ジルスチュアート ビューティの「ブライト&スムース セラムプライマー」は、肌をツルッと見せてくれるセミマットな下地なのに、乾燥しない絶妙なバランスが気に入って、上半期で一番使った下地でした。

二つともSNSで発売当初から話題になりましたよね!

私はカラー下地をデイリーに使うようになったのがこの春の個人的なニュースで、トワニーの「リズムカラーウェア」のイエローカラーを選びました。塗ると色むらがキレイに整って、黄ぐすみもしないので、今までイエローの下地はあまり使ったことがなかったから新発見でした。黄色の化粧下地一本で仕上げてもきれいで、SPF 31・PA+++と日焼け止め効果もあるので在宅勤務の時も大活躍。

あとオルビスユーのベースメイクシリーズはかなり感動したアイテムで、特に「トリートメントクッションファンデーションは素肌感がありながらも程良くトーンアップしてくれて、素肌がきれいな人っぽい仕上がりになるのでこれからも推し続けたいと思っています。

二人とも共通して今期のトレンドでもある“きれいな素肌感”に仕上がるアイテムを選んだ気がする。 マスクを外した状態で初めて会う人もいるから、「この人こんなに肌がキレイだったんだ」って思われたいんですよね(笑)。 肌がきれいだと自信にも繋がりますもんね!

■リップはプランパー一択。二人の個性が表れたポイントメイク

続いてはポイントメイク部門。私は一つに絞れず、アイシャドウを二つも選んでしまいました。カウンターで見て、これは買うしかないと思ったのがSUQQUの「シグニチャー カラー アイズ」の12番ADDICTIONの「ザ アイシャドウ パレット」の101

SUQQUのものは一見使いにくそうと思ったのですが、グリーングレーのラメがアイラインとしても使えるしスモーキーな印象にもできる色味で、その他はマットなブラウンカラーに美しすぎるラメがセットになってて……これは間違いないと。シチュエーション問わず一番使ったアイシャドウでした。

ADDICTIONはサマーコレクションで最近出たものなんですけど、セピアオレンジの配色がツボすぎて、この一目惚れはベスコスだなと。どのカラーも抜け感があって単色で使えるし組み合わせるのも楽しくて、この夏はキミに決めた状態(笑)。にしきおりさんが選んだto/oneのアイシャドウもかわいい配色!

カラー系のアイシャドウって数回使ったら満足しちゃうことがあるんですけど、to/oneの「ペタルフロートアイシャドウ」はコンパクトなのに二色入っていて、これだけで仕上げられるところも気に入ってます。16番のピンクベージュ部分は涙袋を立体的に見せてくれて、2色を混ぜてもパッと明るい仕上がりになるんですよね。 もっと緑に発色すると思ったらハイライトみたい! 意外な発色ですよね! ほんのりカラーを入れたい時は緑の部分を重ねても楽しめるので、この春はよく使っていました。こんなに小さいのにいろんな使い方ができるのはすごいなって。 リップは二人ともプランパーですね! 私はジルスチュアート ビューティの「ジルスチュアート クリスタルブルーム リップブーケ セラム」の02番。香りを楽しみながらリップクリーム感覚で使ってます。 私も02番はポーチに入れてます。ただ、1本でリップを仕上げるとなるとDiorの「ディオール アディクト リップマキシマイザー」の018番を最も使っていました。 人気すぎてレアなカラーだ!

先行発売のタイミングで購入できて、発売されてからも違う色を集めているんですけど、やっぱり018番は外せません。

RMKのパウダーチークピュアコンプレクションブラッシュ」10番のサハラベージュというカラーが絶妙で、他のメイクとの相性を気にせずに塗れて良いなっていうところと、好感度の高そうな顔に仕上がるのがお気に入り(笑)。

会社員として、好感度は間違いなく大事なポイント!(笑) ポイントメイク部門で選んだものは好感度爆上げアイテムがそろっているので、会社員の皆さんにはぜひ試して欲しいです!(笑)

■ヘア、ボディ、ネイルとさまざまなカテゴリーが集まった“その他部門”

続いては顔以外の部門にいきましょう。 にしきおりさんが選んだラベンダー色のボトルは初めて見ました。 こちらの「ブライトニングミスト」はバチェラー4に参加していた休井美郷さんがプロデュースしたボディケアブランドIKYLM(アイキュリム)の背中・うなじ用美白化粧水なんです。 背中用って珍しい!

休井さんといえば肌見せファッション。パーツケアに特化したボディケアアイテムをこの春ローンチしたんです。

成分にこだわったアイテムが多いのですが、その中でも「ブライトニングミスト」はミストがすごく細かくふんわりと噴射されて、逆さにしても使えるなど実用性がとにかく高いんです。医薬部外品で、トラネキサム酸やグリチルリチン酸ジカリウムなどの有効成分を配合しているから、夏に向けての背中ケアで使ってます。

また、ヘアケアでいうとNEXXUS(ネクサス)の「インテンスダメージリペアヘアマスク」は髪がつるつるを超えてチュルチュルになります(笑)! たんぱく質に注目したブランドで、続けて使っても重たくならないからドラッグストアで買えるヘアマスクとして今後ぜひ読者の方にも選択肢に入れてほしいアイテムです。

よしかわさんが選んだSHIROのネイルはとにかくかわいいですよね。

この「亜麻ネイル」のコレクションはどのカラーもかわいくて。セルフネイル派なので、石のようなデザインがこれ一本でできることに惹かれてストーンというカラーを購入しました。

その時に見る角度によって色が変わるニュアンスピスタチオもすてきと思って2色買い(笑)。爪にも優しくてラウンド型のブラシで塗りやすいから「亜麻ネイル」が大好きで、この2色は見てるだけで元気になれるから、購入してから二つをローテーションして使ってます。

この夏のお供に決定ですね! その他部門はきれいにカテゴリーがばらけましたね。

■二人が一番悩んだプチプラ部門。選んだ中には被りアイテムが二つも登場

最後は2,000円以下のプチプラ部門! 選ぶのにすごく迷いました……。 全然絞れないですよね。そんな二人が厳選した4品の中にまさかの被りアイテムが二つも! エクセルの「リアルクローズアイシャドウ」のリニューアルは衝撃でしたよね。美欲トーク第2回では全色レビューをしました。 色の配分がどれもかわいいことに驚きで……。最近はパレット内の色を混ぜて使うことが多いのですが、「リアルクローズアイシャドウ」は混ぜても濁らないところがいい!

今までデパコスでやってきた楽しみ方をこの価格帯でできることに感動ですよね。共通して選んだカラーはCX04。にしきおりさんが選んだのはCX01、私が選んだのはCX05と、どれもイエベの人が使いやすいカラーですね。

muice(ミュアイス)の「うるみハイライター」は1,000円以下でこのクオリティはすばらしいとしか言えない!

よしかわさんが選んだ02番の「サクラヴェール」もかわいいですが、よりうるみを出したい時や立体感を強調させたい時には01番の「スノーベージュ」を使ってます。

ウダーのはずなのに肌にのせるとしっとり感というか水っぽいツヤができて、白のハイライトはギャルっぽい印象になりそうで避けてたのですが、これはパールだけが白で、ベースの色はそこまで発色せず、使いやすいと思いました。

私もどっちの色にしようかすごく悩んで、02番「サクラヴェール」にしました。最近は血色感ブームなので、頬の高いところと目頭の横の部分にのせてます。透明感も立体感も出るからほんとにすばらしいものに出会えたなぁって思えるアイテム。

被りアイテム以外だとViseeの「グロウバーム ファンデーション。2,000円以下でこの素肌感を演出できるのは考えられないなと。ファンデが苦手な私にファンデを塗る習慣を身につけさせてくれた逸品でした。

Fujikoの「プランピーリップ」はプランプ効果もありながらティントっていう新発想に惹かれて購入したんですけど、01の絶妙な粘膜カラーとぷっくりツヤツヤな仕上がりなのに落ちにくくて、使った瞬間にベスコス入り確定(笑)。

Fujikoならではのアイディア商品ですよね!

私の中で個人的ヒットだったのはセザンヌの「極細アイブロウマスカラ」の新色シナモンブラウン。髪が明るいのとオレンジ眉にハマっていて、色味もちょうど良かったのと、一日落ちなくて地肌につかないのも良くて。容量もあってハイクオリティなアイテムがどこでも安く手に入るのは驚きました。

あと、WHOMEEの「マルチアイブロウパウダー」のリニューアルも大きなニュースだったかなと思っていて、ゴールデングロウというカラーは一見派手そうな配色なんですけど、混ぜて使うと不思議と馴染むんですよ。アイシャドウにも使えてチップとブラシもついているのがうれしい。付属でここまで使い心地の良いブラシもなかなかないので、さすがイガリシノブさんプロデュースだなって思いました。

プチプラとは思えないお値段以上のハイクオリティさで感動するものばかり!

マスクを外せる機会が増えた2023年の上半期はさらに美意識が向上する機会となり、ベストコスメを熱く語った二人。

ベストコスメに選んだアイテムには、下半期も活躍しそうなものも登場しました。完全にマスクが取れる日を万全な状態で迎えるために、なりたい自分をかなえるコスメを見つけていきましょう。

■今回の登場アイテム

KANEBO ラディアント スキン リファイナー 4,950円
POLA B.A ミルク フォーム 13,200円
コスメデコルテ リポソームアドバンスト リペアアイセラム 8,250円
ランコム クラリフィック ブライトニングセラム 30mL 16,500円
JILL STUART ブライト&スムース セラムプライマー 3,520円
TIRTIR マスクフィット オーラ クッション NO.23N SAND(ミニ) 1,430円
オルビス オルビスユー トリートメントクッションファンデーション 3,410円
トワニー リズムカラーウェア 03 スタイリッシュ 4,400円
SUQQU シグニチャー カラー アイズ 12 胡桃染 7,700 円
ADDICTION ザ アイシャドウ パレット 101 Nostalgic Summer 6,820円
JILL STUART クリスタルブルーム リップブーケ セラム 02 3,740円
to/one ペタルフロートアイシャドウ 16 2,420円
RMK ピュアコンプレクションブラッシュ 10 サハラベージュ 3,630円
Dior アディクトリップマキシマイザー 018 4,620円
SHIRO 亜麻ネイル 3D08 ニュアンスピスタチオ、3D03 ストーン(箱なし) 2,560
NEXXUS インテンスダメージリペアヘアマスク 1,980円
IKYLM ブライトニングミスト 2,750円
Visee グロウバーム ファンデーション 00 ピンクベージュ 1,980円
エクセル リアルクローズアイシャドウ CX01、CX04、CX05 各1,650円
muice うるみハイライター 01、02 各968円
Fujiko プランピーリップ 01 独占欲 1,540円
セザンヌ 極細アイブロウマスカラ C3 シナモンブラウン 528円
WHOMEE マルチアイブロウパウダー ゴールデングロウ 1,980円

※価格は全て編集部調べ。いずれも本人・編集部私物です。

(写真・文:吉川夏澄、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

コスメオタクが熱弁! 働くアラサーが選ぶ2023年上半期ベストコスメ