2017年10月、米カリフォルニア州ソノマ郡で山火事が起きた。同州は山火事が多発する地域ではあるのだが、この時のものは過去最悪のもので、多くの死傷者を出した。
そんな中、火事に巻き込まれた民家の猫が行方不明となってしまった。心配した家族は長い間探し回ったものの手掛かりは得られなかった。
だが、そのトラ柄の猫が、思いがけない奇跡により元気な状態で家族と再会を果たしたのだ。
2017年、カリフォルニア州北部、ソノマ郡ケンウッドで、「ナンズファイヤー」と呼ばれる大規模な山火事が起きた。
これにより、東京23区以上の面積が火災、10万人以上が避難し、40人以上が死亡。スヌーピーの作者であるチャールズ・シュルツの自宅が焼失した。
パトリシア・デュアンさんもこの火事に巻き込まれ。自宅の一部が焼失してしまい、飼い猫であるトラ柄のオジーが行方不明となってしまった。
デュアンさんは必死にオジーを探し続けたがどこにもいない。受け入れたくはないが、オジーが火事の犠牲になった可能性が頭をよぎった。
North Bay cat missing for 6 years reunited with family
保護された猫のマイクロチップを確認、オジーと判明
しかし、今週になって地元のペットレスキュー団体「フォーゴットン・フェリンズ」が、新しく保護した猫のマイクロチップをスキャンしたところ、オジーであることが判明。
6年ぶりにオジーの無事が確認され、デュアンさんは驚きと喜びで胸がいっぱいになったという。
久々の自宅のお布団をふみふみするオジー
誰かに飼育されていた可能性も
オジーがこの6年間、どこで何をしていたのかはわからない。だが、もしかしたら別の家族がオジーを見つけ、飼っていた可能性があるという。
オジーの健康状態は良好だった。彼はとても人懐こい子だ。もしかしたら今、オジーを6年間世話していた家族がオジーを探している可能性もあるかもしれない。
いずれにせよ無事に本当の家族と再会することができてよかった。
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/ written by hiroching / edited by / parumo
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