ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃の長男ジョージ王子(9)が、英ウィンザー近郊にある名門「イートン校」を訪れる姿が目撃された。親子3人は校庭へと続く門前に立ち、職員とみられる人達と談話していたという。ジョージ王子の父ウィリアム皇太子は、1995年から2000年までイートン校で寮生活を送っていた。一家は昨年、ウィンザーに引っ越しており、子供達は現地の学校に通っている。

ジョージ王子が現地時間21日、父ウィリアム皇太子、母キャサリン皇太子妃とともに英バークシャー州ウィンザー近郊にある名門「イートン校(Eton College)」の見学に訪れたと、英メディア『Hello!』が報じた。

イートン校は1440年に国王ヘンリー6世によって創立されたパブリック・スクールで、13歳から18歳までの男子が全寮制で生活する。

同校の公式サイトによると、2022/2023年度の学費は1学期あたり1万5432ポンド(約280万円)と書かれている。1学年は3学期制であるため、合計で年間4万6296ポンド(約840万円)になる。これに加え、登録料として400ポンド(約7万3000円)がかかる。

同メディアによるとこの日、ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃、ジョージ王子の親子3人は、校庭への入り口前に置かれた「Porters’ Lodge(ポーターズ・ロッジ)」と書かれた看板の近くに立っていたそうだ。看板の後ろにあるアーチ道を抜けると校庭があり、そこにはイートン校の創設者である国王ヘンリー6世の銅像が設置されている。

ジョージ王子は半袖シャツとネイビーブルーの半ズボンを着て黒い靴を履いており、隣に立つウィリアム皇太子は、ブルーのジャケットとネイビーブルーのズボンを着用していたという。

キャサリン皇太子妃は淡いブルーのドレスにポインテッドトゥのバレエシューズを合わせ、イートン校の職員とみられる2人と笑顔で談話していたそうだ。

ウィリアム王子(当時)は1995年にイートン校に入学し、2000年に卒業した。また弟のヘンリー王子1998年から2003年まで同校で学んでいた。

皇太子一家は昨年夏、英ウィンザーの地所内にあるアデレード・コテージに引っ越した。これに伴い、夫妻の子供達であるジョージ王子とシャーロット王女(8)ルイ王子(5)は、新学期が始まった9月からウィンザーのアスコット近くにある名門私立学校「ランブルック・スクール(Lambrook School)」に通うことになった

ランブルック・スクールでは、広大な敷地内にスポーツ施設や9ホールのゴルフコースのほか、牧草地、森林、果樹園なども備えている。各クラスには野菜畑があり、エコロジーや食品産業についての授業を行うなど、環境にも力を入れている。昨年には二酸化炭素排出量を削減するために、生徒達が300本の苗木を植えた。ウサギの飼育もしており、昼食後の休憩時間には生徒達がウサギと触れ合うことができるそうだ。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年7月21日付Instagram「George is turning 9!」、2022年12月13日付Instagram「Sharing a new picture of the family for this year’s Christmas card!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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