純烈がデビュー記念日の6月23日に、13周年の感謝を表した動画「6月23日純烈デビュー13周年スペシャルサンクスムービー」を公開した。

今年の全国ツアー『純烈コンサート2023 なんてったってスーパー銭湯アイドル!』のステージやバックヤードの様子と、現メンバー4人のインタビューでの構成になっており、それぞれが思い出を語り、そしてファンに向けての感謝の言葉を述べている。また紅白初出場を果たす前の時代から苦楽を共にしてきたマネージャーが、自身の故郷・山口県の方言交じりでナレーションを入れるなど、長年のファンにとってはエモい内容になっている。今年は全国ツアー「純烈コンサート2023 なんてったってスーパー銭湯アイドル!」(全国26都市、52公演。2023年4月~12月まで)が開催中で、さらに明治座創業150周年記念「明治座9月純烈公演」(2023年9月8日10月1日)を行う予定。

「夢は紅白!親孝行」のキャッチコピーは現在も継続しており、グループとしては6年連続、新メンバーの岩永洋昭にとっては初となる紅白歌合戦出場を目指して躍動する純烈に期待したい。


■純烈 メンバーコメント

酒井一圭
13年というのは想定外のことです。一生やる仕事だとは思っていなかったかもしれないし、こんなに応援してもらえるようになったのは、たくさん失敗したことが理由だと思います。失敗は成功の基と言いますし。13年経って、まだ純烈として達成していないことはもうないです。結成を思いついたときに思い描いたことは全てできたと思います。小田井さんを無事に送り出せたことで完結した感じがしています。最初の頃から考えると成長したし、たくましくもあり、でも頼りなくもあり、そこの部分だけは相変わらずな気もします。どこまでもつかわかりませんが、納得するところまで頑張ります。

白川裕二郎
13年前は誰一人として売れると思っていなかったと思います。自分でもここまでたくさんの人に知ってもらえるようになるとは思っていなかったのでありがたいです。若くして結成したグループだったら、他の仕事しようとか逃げ道もあったと思うけど、もうこれしかないと思っていたので、応援してくれた人に恩返しをしたいという気持ちも強かったと思います。夢は紅白親孝行ということで紅白には5回出させてもらいましたけど、そんなグループの一員になれたことを誇りに思います。新メンバーの岩永にも、あの夢のステージに立たせてあげたいし、周りの人が喜んでいる経験をさせてあげたいです。

岩永洋昭
13年前…その頃は仮面ライダーとして撮影していて、純烈がデビューした頃は存在も知らなかったですし、不思議な人生だなぁと思います。メンバーになってからは、純烈としての下積みを経験していないことに負い目を感じていますが、その溝を埋めるべく毎日頑張らないと、と思っています。5年連続出ている紅白にも、自分が入ったことで出られなかったというのは絶対に避けたいし、何としても今年も出られるように頑張りたいと思っています。純烈のメンバーになったからこそ、歴史ある明治座の150周年の記念に座長公演をさせていただけるのもとてもありがたいです。歌もダンスも半人前以下ですけれど、ちゃんと純烈のメンバーになれたね、って言ってもらえるように頑張ります。

<後上翔太>
当事者として、生まれた子供が中学生になるまでの年月が経ったという実感はないです。他人事のように思えてしまいます。継続できたのは愛してくれる皆様に出会えたからでしょう。純烈というグループは会社でも仲間でもなく、年齢を重ねると、改めて熱く語り合うこともなくなったし、より一層家族感が強いグループになったと思います。青春時代を全て純烈に捧げた唯一のメンバーで、犠牲にしたものがないわけではないけど、しんどくなった時に頑張るためのガソリンにはなると思います。続く・続けるということがファンの皆さんの人生の一部になっているような感覚で、もう辞める・くたびれて動けなくなってしまうという選択肢がないくらい夢中になっていると思います。

 

純烈