バイエルンは23日、ドルトムントを退団するポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロ(29)の加入を発表した。契約期間は2026年6月30日までの3年となる。

今シーズンの最終節まで優勝を争ったライバルへの加入が決定した29歳DFは、新天地での意気込みを語った。

バイエルンから連絡が来たとき、僕はすぐに決断を下した。この偉大なクラブでプレーできることは僕にとって光栄であり、ドルトムントで一緒に過ごした頃からトーマス・トゥヘルを高く評価している」

「僕は常にボールを欲しがるプレーヤーだ。それはゲームをコントロールすることであり、チャンスを作りたいと思っている。ひとつでも多くのタイトルを獲得できるよう全力を尽くす。それがバイエルンの哲学だからね」

フランス生まれのゲレイロは、同国屈指の育成機関であるクレールフォンテーヌの出身。その後、カーン、ロリアンと国内クラブで活躍し、2016年夏から7年間にわたってドルトムントプレー。ここまで公式戦224試合に出場し、40ゴール50アシストの数字を残していた。

今シーズンも公式戦36試合に出場し、6ゴール14アシストを記録するなど活躍を見せたが、クラブとの契約満了に伴い、今夏の退団が決定していた。

バイエルンではドルトムント時代に指導を受けたトーマス・トゥヘル監督の下、カナダ代表DFアルフォンソ・デイビスとのポジション争いに挑む。