約450種の動物を飼育しており、飼育種類数では日本一を誇る、愛知県名古屋市の「東山動植物園」。動物を見るのはもちろんだが、ほかに注目してほしいのが動物園グルメだ。「東山動植物園」には、動物をモチーフにしたかわいらしいグルメがいくつもあり、SNSでも話題になっている。今回は、「東山動植物園」に訪れたらぜひチェックしてほしいグルメをご紹介しよう!

【写真】「しっぽが重いよ…」レッサーパンダのしっぽがかわいいグルメに!

■店頭に並ぶと30分で完売!?大人気の「動物パン」

正門から園内に入ると、すぐ左手に見えるオフィシャル園内ショップ「ズーボゲート」。ここでは、店内で焼き上げたかわいらしい「動物パン」が販売されている。動物は、「ウサギ」「クマ(2色)」「カメ」「トラ」「レッサーパンダ」「ゴリラ」「ゾウ」「コアラ」「カワウソ」の10種類。日によって並べられるパンの種類は異なる。

取材した日は、「ゾウ」「レッサーパンダ」「ゴリラ」「クマ」「コアラ」(各290円)、「カメ」(300円)の6種類のパンが並んだ。「ゾウ」と「レッサーパンダ」の中にはクリーム、「ゴリラ」と「クマ」の中にはチョコ、「コアラ」の中にはあんこが入っており、「カメ」はメロンパン。どれもかわいらしくて、食べるのがもったいなくなるほど!

パンが焼き上がるのは、11時前後。平日は約40個、土曜・日曜・祝日は約100個が用意されているが、30分ほどで完売してしまうのだそう。11時前から「動物パン」目当ての列ができることも多いので、欲しいパンがあれば焼き上がりの時間より少し前に訪れよう。

■おやつにぴったり!かわいいアイスやアメリカンドッグが人気の「どうぶつカフェ」

正門から入り、「ズーボゲート」を通り過ぎて真っ直ぐ進んでいくと、左手に「ゾアシス ウエスト」がある。「ゾアシス ウエスト」はフードコートになっており、ここにある「どうぶつカフェ」でかわいらしいグルメが楽しめる。

どうぶつカフェ」には、動物をモチーフにしたメニューがたくさん!なかでもおすすめは、暑い日に食べたい「コアラアイス」「ぞうさんアイス」(各550円)と、小腹が空いたときにぴったりな「ゴリラドッグ」「レッサーパンダドッグ」(各550円)だ。

コアラアイス」はミルクチョコ味のアイスクリームに、チョコクッキーなどでコアラの顔が描かれており、とってもキュート!「ぞうさんアイス」はラムネ味のアイスクリームの中にラムネが入っており、さわやかな味わいとなっている。

レッサーパンダドッグ」は、アメリカンドッグにココアウダーをまぶし、レッサーパンダの尻尾を表現。生地も少し甘いので、ちょっとしたおやつにぴったりだ。「ゴリラドッグ」は、黒い生地にゴリラの顔が付けられたユニークなアメリカンドッグ。ケチャップマスタードをかけて召し上がれ!

ほかにも、動物のお面が付いてくる「ライオンカレー」(880円)、「お猿の山登り唐揚げプレート」(1100円)、「アニマルお子様プレート」(830円)といったメニューも人気なので、要チェックだ!

東山動植物園」は、さまざまな動物が見られるのはもちろん、植物園や遊園地もあり、1日中楽しめるスポット。お昼休憩やおやつタイム、ちょっと小腹が空いたときなどに、キュートなグルメを堪能してみてはいかがだろうか。

取材・文=溝上夕貴/撮影=古川寛二

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さわやかなラムネの味わいが暑い日にぴったりな「ぞうさんアイス」(550円)/Photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA