スウェーデンを代表する2人が並んでいる。

セリエA最終節で電撃引退を発表した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチスウェーデン代表として122試合で62ゴールを記録し、同国の最多得点記録保持者でもある。

そのイブラヒモビッチが訪れたのは、UFC世界ウェルター級ランキング4位のハムザット・チムエフのもとだった。

チムエフはロシアチェチェン共和国出身だが、10代の頃にスウェーデンに移住すると、レスリングで圧倒的な強さを発揮。その後プロ総合格闘技デビューを果たし、体重超過など問題も起こすが、UFCの新星として期待されている。

イブラヒモビッチはチムエフがトレーニングをしているストックホルムのジムを訪問。チムエフにとってもイブラヒモビッチは憧れの存在なのか、サイン入りのユニフォームをプレゼントしていた。

2人のスターが並ぶ2ショットには、ファンも「ズラタンのMMAが見られる?」、「ライオンと狼だ」、「2人のレジェンド」、「スウェーデンで最強の男たち」と反響を寄せていた。

今シーズンもヒザのケガの影響でほとんどプレー出来なかったイブラヒモビッチUFCに挑戦するのは難しそうだが、幼少期に習ったテコンドーで培ったアクロバティックな技術は格闘技でも武器になりそうだ。