2025年のクラブ・ワールドカップ(CWC)開催地がアメリカに決まった。国際サッカー連盟(FIFA)が23日、その旨を発表している。

2025年大会から4年に一度の開催周期になるCWCは参加クラブも現在の7チームから32チームに拡大され、2021~24年までの各大陸王者らが出場。日本からは今年5月にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制した浦和レッズが出る。

FIFAによると、インフラやサービス、大会の広範な戦略的目標が評価され、世界規模のイベント開催における実績や、カナダメキシコを含めた3カ国共催の2026年W杯との相乗効果も期待しているという。

FIFA会長を務めるジャンニインファンティーノ氏は「必要なインフラが整っており、地元の関心度も高いアメリカはこの新しい世界的な大会の幕開けを飾る上で理想的な開催地」などとコメントしている。

なお、大きく生まれ変わる2025年大会は夏に開催予定で、日程や会場等はこれから。今年12月のCWCにもACL王者として浦和が参戦するが、7チーム制による年1回開催の現行フォーマットはこの大会が最後となる。