海外のドバイシーマを含めたGIを3連勝中のイクイノックスは、キタサンブラック産駒で無敵状態です。迎え撃つのはジャスティンパレスで、前走で斤量58kgでも天皇賞(春)で勝ち、期待のディープインパクト産駒。イクイノックスは、斤量58kgは今回が初めてでも大丈夫だと思いますが、強豪メンバー相手ですからすんなりとはならないと思います。ちなみに、お父さんのキタサンブラックは断然の1番人気で迎えた2017年のこのレースで、それはそれは恐ろしい全くやる気なく、競馬場が悲鳴で包まれる中で9着という悪夢を演出した事があります。

 過去4年のデータでは、斤量が2kg軽い馬たちが馬券に絡んでいますから、それを踏まえれば、ドゥラエレーデは3歳なので更に斤量が軽い53kgとなるので、馬同士のポテンシャルだけでは比べる事は出来ませんし、ジェラルディーナ有馬記念ではイクイノックスに離された3着でしたけれど、斤量の条件が変わり同馬より2kg軽くなりますから、油断できない存在になっています。また、ダノンザキッドもこれまでに阪神を4戦していますが、馬券から漏れた事はありませんし、過去のデータでは前走大阪杯組が4年連続で馬券に絡んでいます。QE2世Cを出走していますので前走という条件ではなくなりましたが、大阪杯3着と言ってもタイム差なしですから、ジャスタウェイ産駒でもありますし、イクイノックスの強敵になります。

 それとディープボンドが前走で復活の狼煙を上げましたので、2走前の阪神大賞典は5着でしたけれど、得意の阪神ですから本気出せば一発あると思います。他にもヴェラアズールはここ2戦を見ると、有馬記念は斤量は重い方だったし、前走のドバイWCは海外戦ですから言い訳が出来ますから、ジャパンCを思い出せば穴のエイシンフラッシュ産駒でもありますし、秘かに期待しています。
 
ワイドBOX 3、8、4
ワイドBOX 5、3、9
ワイドBOX 5、14、12
ワイドBOX 9、10、17

藤川京子