移籍市場で遅れてしまっている感のあるバイエルン。今夏はイングランド方面からの選手補強に関心を強く持っている。

アーセナルが獲得を目指し、マンチェスター・シティもレースに参戦すると言われているウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)や、トッテナムイングランド代表FWハリー・ケイン(29)などの名前が挙がっていた。

しかし、当然ライバルチームも狙っており、バイエルンは有利な立場にはいないとされている。

トーマス・トゥヘル監督がチェルシー時代に見ており、その実力を把握している選手たちだが、新たに浮上したのはマンチェスター・シティイングランド代表MFカルヴァンフィリップス(27)だという。

リーズ・ユナイテッドから昨夏シティに完全移籍で加入したフィリップス。大きな期待を寄せられていたが、ケガで出遅れ、チームになかなかフィットできず、プレミアリーグではほとんど途中出場の12試合の出場に留まっている。

イングランド代表では出番は得ているが、クラブでは苦戦しているフィリップス。トゥヘル監督はライスと同様に高く評価しているようだ。

ドイツ『ビルト』の記者であるクリスチャン・フォルク氏によれば「デクラン・ライスと同様のクオリティを持っている」と評価。「ウインドウが開く可能性があり、エージェンシーの「CAA Stellar」とはとても密接な関係を築いている。そこにチャンスがあるだろう」と獲得の可能性を指摘している。

その他にもPSVコートジボワール代表MFイブラヒム・サンガレ(25)、ニースのアルジェリア代表DFユセフ・アタル(27)も獲得の候補だとしているが、どういった補強を見せるのか注目だ。