えなりかずきくりぃむしちゅー上田晋也に噛み付いた──。

 2人は頻繁に連絡を取り合い、時には沖縄旅行に行くほどの親密な仲だ。いったい何があったのか。

 ある日、上田の計らいで、「恋のから騒ぎ」や「おしゃれイズム」など数多くの人気番組に携わったテレビマン・菅賢治氏と明石家さんま、そして上田とのゴルフに誘われた、えなり。大御所を前に、まともに喋ることができずにいた。

 その時の様子が、上田と爆笑問題太田光のYouTubeチャンネル〈太田上田【公式】〉の、えなりも登場する6月21日の動画で明かされた。えなりが回想する。

「僕がミスショットすると(さんまが)『お前、なんでそんな打ち方したんや』。(そして、えなりが)『だってしょうがないじゃないか』っていうパターンを作って下さったんです」

 すると2人になったタイミングを見計らった上田が、えなりに耳打ちした。

えなり君な、『だってしょうがないじゃないか』は、なるべくオーソドックスに言った方がいいぞ。さっきの言い方、こねくり回すというか…」

 このアドバイスに、えなりは頭を抱えた。

「悩み始めたんですよ。『だってしょうがないじゃないか』って、もともと僕が言い始めたことじゃないから」

 このセリフは、えなりが出演する「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)で、えなり扮する小島眞がよく発したものだと思う人は多いかもしれないが、

えなりモノマネする上で、よく耳にする鉄板フレーズなのですが、実はモノマネタレントのホリが、えなりがドラマで言ってそうなセリフとしてモノマネに組み入れたのが、世間に広まったんです」(テレビ関係者)

 うっぷん晴らしとばかりに、マジメで温厚なえなりが珍しく吠えたのだった。

「オーソドックスってなんだよ!」

(所ひで/ユーチューブライター)

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