24日、明治安田生命J1リーグ第18節での京都サンガF.C.vs横浜FCサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-1で京都が逆転勝利を収めた。

14位の京都(勝ち点16)と16位の横浜FC(勝ち点13)の一戦。ホームの京都は、3名を変更。GK若原智哉、日本代表初招集のMF川﨑颯太、MF平戸太貴が外れ、GK太田岳志、MF金子大毅、MF松田天馬を起用した。連敗を止めた前節の流れを継続したいところだ。

対する横浜FCはMF近藤友喜、FWカプリーニが外れ、MF山根永遠、FW小川慶治朗を起用した。現在3戦未勝利。勝って勝ち点で並びたいところだ。

試合は立ち上がりから互いに譲らない展開に。球際のデュエルも互いに見せて、激しい攻防が続く。

横浜FCブロックを引いてしっかりと守り、京都の攻撃を封じることに。京都はシュートチャンスを何度も迎えるが、横浜FCの体を張った守備の前にゴールが生まれない。

互いの守護神も好セーブを見せると、前半アディショナルタイムに珍しいシーンが。副審に対して抗議した三田啓貴が、ベンチにいながら退場処分に。VARが介入したが判定は変わらなかった。

0-0出迎えた後半も互いに譲らない。我慢して守っていた横浜FCも徐々にゴールに迫っていくシーンを作る。

一方なかなかゴールが生まれない京都も焦れずに攻めていく。すると74分、右サイドから山根がクロスを送ると、途中出場したばかりの伊藤翔がニアサイドダイビングヘッド。これが決まり、耐えていた横浜FCが先制する。

攻め込みながらも先制を許した京都だったが、84分に同点ゴール。ボックス左で仕掛けた一美がクロスを送ると、ボックス中央で麻田がヘッド。GKブローダーセンが触るも、J1初ゴールが見事な同点ゴールとなった。

そして87分には右サイドから平戸が右足でクロス。これをボックス内でニアサイドに動き出したパトリックダイビングヘッド。これが決まり、京都が逆転。そのまま逃げ切り、今季2度目の逆転勝利を収めた。

京都サンガF.C. 2-1 横浜FC
【京都】
麻田将吾(後39)
パトリック(後42)
横浜FC
伊藤翔(後29)