犬 散歩

ロンドンに住む億万長者一家が、2匹の飼い犬の面倒を献身的に見てくれるシッターを探している。報酬は年間約1,800万円で、犬の遊び相手や獣医の予約、食事の手配などを行うとともに、家族の国内外の旅行へも付き添う必要があるという。

『Daily Mail Online』や『NEW YORK POST』などの海外メディアが取り上げた。


■「卓越したペットシッター」募集

イギリスロンドンを拠点とする高級人材派遣会社が、自社のウェブサイトに驚きの求人広告を出している。タイトルは「卓越したペットシッター」で、イギリスロンドンに住む一家へ派遣されるようだ。

驚きはその収入の高さで、なんと1年間で10万ポンド(約1,800万円)がペットシッターに支払われるという。


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■国内外の旅行にも同行

求人広告に記載されている業務内容としては、「犬を大切な家族の一員として扱い、比類のない世話を提供する」というものだ。

さらに「動物病院への予約や処方された薬の投薬、健康状態の記録を行う」「それぞれの犬に合った適切なトレーニングを行う」「家政婦など他のスタッフと協力し、犬が過ごしやすい清潔な環境を確保する」などがある。

また、依頼主が国内外へ旅行する際は、犬とともにペットシッターも同行する必要があるという。その他にも細かい要望が書かれており、依頼主が飼っている犬のことを心から大切にしているのが伝わってくる。


■2日で400人から応募

この求人広告を出した人材派遣会社の代表者は、このように高額な年収は「前代未聞」とした上で、「依頼主は億万長者で最高級のサービスを求めているので、犬のことならどんなにお金を払ってもいいと思っている」と話した。

広告には、「プロのペットシッターであり、超富裕層の家庭や著名な顧客からの依頼経験がある人が好ましい」と書かれており、厳しい身元調査も行われるようだが、広告を公開してから2日で、すでに400人ほどの応募があったという。


■驚きと羨望の声

このニュースを見た人々からは、「すごい仕事だ。ぜひやりたい」「ペットにこれほどお金を出せる人もいるんだね」「犬好きからしたら夢のような仕事だ」などと驚きと羨望の声が寄せられている。

一方で、「自分で世話をしないなら、犬を飼う意味はあるのか?」「犬と同じように自分たちの子供も誰かに世話をさせているのだろう」と、攻撃的なコメントも少なからず見られた。

それでも「動物虐待の恐ろしいニュースを見るよりはよっぽど素晴らしい」という意見には、多くの同意の声が寄せられることになった。

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(文/Sirabee 編集部・広江おと

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