つくば側は主要幹線道路ですが、取手側も改良されました。

つくばの重要幹線“取手側”も改良へ

茨城県は2023年6月22日つくばみらい市で事業を進めていた県道取手つくば線バイパスの約1.6km区間が7月12日(水)に開通すると発表しました。

このバイパス事業は、つくばみらい市谷井田から狸穴に至る約4.1kmで、前後の区間は開通済み。今回の区間ができることで全線がつながります。

開通区間は、旧伊奈町の田園地帯です。「これまで狭隘で歩道もなく、円滑な交通に支障をきたしていた区間が解消され、通学路等の安全確保や常磐道へのアクセス向上が図られる」とされています。

取手つくば線は文字通り、JR常磐線国道6号沿いの取手市と、つくばエクスプレス沿いのつくば市をつなぐ主要地方道です。今回のバイパス区間より北側は「サイエンス大通り」と呼ばれ、常磐道の谷田部IC、圏央道のつくば中央ICに接続し、つくば市街へ通じる主要幹線道路となっています。

取手つくば線バイパスの開通区間。2019年(画像:Google)。