
東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理は2011年10月12日の夕方の会見で、10月初旬に東京・世田谷区の小学校の通学路となっている区道で、1時間当たり最大で2.7マイクロシーベルトという高い放射線量が検出された件ついて問われ、「(会見時点で)詳しい状況についてはわからない」とした上で、「2.7マイクロシーベルト/hということになると、いわゆる自然界に通常あるレベルではない」と語り、「何か放射性物質がたまっているところがあるのではないか」との見解を示した。
七尾功記者: 東京・世田谷区で、もっとも高いところで1時間あたり最大で2.7マイクロシーベルトという高い放射線量が検出されたとのことですが、この情報に関してご存知でしょうか。
松本純一原子力・立地本部長代理: いえ、今初めて知りましたけれども。私どものほうには今のところ(情報は)入っておりません。
七尾功記者: この数値は(世田谷区の調査として)報道もされており、確かだと思うのですが、この値についてはどのような印象をお持ちでしょうか。
松本純一原子力・立地本部長代理: 当然2.7マイクロシーベルト/hということになりますと、いわゆる自然界に通常あるレベルではございませんので、何か放射性物質が溜まっているところがあるのではないかというふうには思いますけれども。詳しい状況については、(現時点では)わかりません。
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