トラウト(左)の一発に続いたドゥルーリー(右)。エンゼルスは球団記録の25得点を挙げてロッキーズを粉砕した(C)Getty Images

 現地6月24日(日本時間25日)、エンゼルス大谷翔平は敵地で行われたロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。3回の第3打席にライトのタイムリーヒットを放ち、7打数1安打1打点だった。

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 エンゼルスが歴史に残る猛攻を見せた。2点リードで迎えた3回、3番のマイク・トラウトが2球目を完璧に捉えて打球をセンター後方のスタンドまで運ぶ一発を放つと、4番のブランドンドゥルーリー、5番のマット・サイスがいずれも初球を捉え、3者連続本塁打が飛び出した。さらに、この回は8番のミッキー・モニアクにも一発を放ち、1イニングで4本塁打を記録。大谷もタイムリーヒットを放つなど打線の猛攻は止まらず、1イニングで10安打、13得点の球団タイ記録をマークした。

 4回には、この日からメジャーに再昇格したダビット・フレッチャーに3ランが飛び出すなど、7安打で8得点を奪った。6回と8回にも1点を追加したエンゼルス。「28安打、25得点」の“大爆発”で球団新記録を更新した。

 驚異の猛攻を披露したエンゼルスに現地メディアは反応。エンゼルスの公式PRツイッターは「今夜のコロラド・ロッキーズ戦で、エンゼルスは得点と安打のフランチャイズ新記録を樹立した」とツイートし、球団新記録を更新したことを伝えた。

 また、地元メディア『AngelsWin.com』の公式Twitterは、エンゼルスが6回に球団タイ記録の24得点に到達した際、「ショウヘイ・オオタニが6打数で1安打、1打点、1得点の試合でエンゼルスが24得点したと言われても、私は信じないだろう」と驚いた様子でツイート。この日、大谷以外のスタメン野手はマルチ安打以上を記録した。

 エンゼルスが歴史的大勝で連敗を「3」でストップした。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

エンゼルスが球団新記録の「28安打&25得点」 大谷翔平は1安打1打点「オオタニがたったの1打点で…」と米メディアは驚愕