首都圏を中心に展開しているそばチェーンの「小諸そば」。現在、一部店舗のみで登場している「鴨ステーキ丼」が大変ウマかったので今回紹介したい。
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■安くてウマい優良店
繁華街に多く位置する小諸そばは、ビジネスマンたちが足しげく通う人気の店。多彩なそば、うどんメニューのほか、卓上には薬味ネギ、カリカリ梅干しの容器が置いてあり乗せ放題。七味のほかゆず七味も用意されていて客を喜ばせている。
記者は一時期年間150杯（枚）そばを食べた時期もあったが、ここの更科粉を使った喉ごし良いそばが好きで、江戸時代から続く安くてウマい「庶民のファストフード」文化を継承している店と愛している。
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■鴨ステーキ丼…！
ひさしぶりに同店を訪れると、「鴨ステーキ丼～かけポンみぞれ～セット」（680円）なる品書きを発見。鴨ステーキ丼は単品ではなく、かけそばorもりそばとセットになっている。
白米の入った丼には、5枚のローストされた鴨肉。その上にポン酢で味付けされた大根おろし、シャリアピンソース風の玉ねぎソースが乗る。さらにおくら、紫玉ねぎの薄切りまで鎮座。多彩な味と食感が楽しめる。
■しっとり柔らかい鴨肉
ぶ厚い鴨肉はミディアムレアに焼きあがっており、柔らかさと弾力が最高。こういう料理の場合、店によっては少々固くジューシーさに欠けた肉のケースもあるが、これは食感がかなり優れている。
噛むほどに鴨の脂がにじみ出て、まさに滋味深き味わい。そこにさっぱり系のソース、薬味がマッチし、白米がどんどん進む仕様。バランスが非常に良く、大変ウマい。
合間にネギ山もりのかけそばをズズズとすすり、また鴨肉、そしてポン酢が適度に染みた白米と“3連コンボ”を決める。永遠に食べ続けていられそうなナイスバランスだぜ…！
■そばに乗せても…
鴨南蛮があるよう、鴨肉はそばとの相性も非常に良い。
隣にその舞台が整っているのに放り込まない手はない。ということで残った数枚の鴨肉はかけつゆに沈める。入れた瞬間鴨の脂がかけそば表面に広がり、一気にそばのレベルが上がった。680円でここまで満足できるのなら大合格である。
公式サイトを見ると、同商品は全店ではなく一部店舗のみとのこと。気になったかたは今のうちにぜひ…！
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