6月26日、『忌怪島/きかいじま』の大ヒット御礼舞台挨拶が開催され、主演を務めた西畑大吾(なにわ男子)をはじめ、山本美月生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、なだぎ武伊藤歩清水崇監督ら9名が登壇した。

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本作は『犬鳴村』(20)、『樹海村』(21)、『牛首村』(21)の「恐怖の村」シリーズを生みだしてきた東映×清水崇監督の最新作で、公開されるや“斬新なストーリー”と話題に。閉ざされた島を舞台にVR研究チームを襲う恐怖を描いたホラーとなっている。

イベントではまず、西畑がこれまでのプロモーションを振り返り、「こんなに主演って(メディアに)出るもんなんやと」と、驚きがあったことを報告。特に雑誌の撮影が多かったそうで、「雑誌では、シアー素材の奇抜な恰好をしたりして、そのシアー素材を破っていくということもしたり…(笑)。それは、韓国のカメラマンさんに撮影していただいたものなのですが、いままでしたことのないファッションをさせていただいて刺激的でした」と、印象に残った仕事を振り返っていた。

さらに、イベント途中からMCに転じ、メンバーへ質問することになった西畑が、「忌怪島の魅力を5・7・5でお答えください」と“無茶ぶり”。一同から「質問じゃないじゃない!」と、総ツッコミを受けた。そんななかで、山本が「夏来たる エアコンよりも 忌怪島」と回答すると、「うまい!」「すごくキレイです」「めちゃめちゃ良いのが出ちゃった」と、絶賛の嵐。

また、生駒は「涙する 怖さの裏の 切なさに」、清水監督は「幽世の 赤き穢れよ 現世は」、西畑は「水中の 西畑 あんな顔なんや」と、それぞれが作品を思い浮かべて回答していった。

そして、すべてが出そろうとMVPを選ぶことになり、西畑は水石を指して「僕が選ぶのは亜飛夢くんの『忌怪島 不可解 愉快 もう1回!!』」と、ラップ調に詠んで発表。「ノリがめっちゃ好き。皆さんすごく良かったんですけど、オヤジギャグが好きな人からしたらめっちゃ好きだと思う」と理由を話しつつ、太鼓判を押していた。

続いて、「座長、西畑はいかがでしたか?」と、本作を率いてきた西畑が自身について問うと、川添は「本当に良い意味で、その辺に住んでいそうなお兄ちゃん感があるというか。親しみやすさがあって。でも、テレビなどでのアイドル活動を見ていると、『同じ人?』っていうくらい知らない顔をしていて。そこの切り替えがすごいなと思いました」とニッコリ。伊藤は「私はワンシーン、ツーシーンくらいしか一緒に出ていなかったんですけど、西畑君の『おはようございます!』っていう笑顔がキラキラキラッてしていて、『アイドルや…』って思いました。その印象がすごかった」と話していた。

取材・文/平井あゆみ

水石亜飛夢、生駒里奈、西畑大吾(なにわ男子)、山本美月、平岡祐太らが登壇(左から)