20234月より放送中の機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2。最新話・第23話「譲れない優しさ」では、クワイエット・ゼロを止めるためのスレッタたちの戦いや、グエルラウダの兄弟対決が描かれました。

 誰が命を落としてもおかしくない乱戦状態の中、「今週のMVP」だと視聴者から注目を集めた人物とは? また、レジェンド級のスタッフが集結し「作画が神」と話題に。感想とともに、第23話を振り返ってみましょう!

※記事の性質上、ストーリー内容に触れています。

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』キービジュアルより

機動戦士ガンダム 水星の魔女』キービジュアルより

ジェターク兄弟対決。ラウダとグエルに「そりゃ愛するようになるわ」

シュバルゼッテに乗るラウダを止めようと、ディランザで迎え撃つグエルシュバルゼッテディランザを突き刺した瞬間に2人の回想シーンが始まり、「マジでグエル逝くかと思った……」と視聴者をヒヤヒヤさせました。

回想では、ラウダグエルと初めて対面したときの出来事が明らかに。優しくラウダを抱きしめるグエルの姿に、ファンからはラウダくんが強火ブラコンになるのもわかる」、「そりゃグエルを愛するようになるわ」、「回想が最高すぎてちょっと情緒不安定」などの感想が出ていました。 


今にも爆発してしまいそうなディランザ。そこに消化剤を打ち込んだのは、ラウダの機体で出撃したフェルシーでした。

視聴者からは「今週のMVPフェルシーちゃん」、「フェルシーちゃんの株が爆上がり」、「本当にありがとう」、「ガチでどっちかいなくなると思っていたので、フェルシーちゃんがいてくれて本当によかった」など、感謝の声が続出しています。

兄弟対決や回想といったガンダムシリーズではお約束死亡フラグをまたもくぐり抜けたグエル。「この流れから生還したガンダムキャラクター初めて見たんだけど、保険入ってた?」と、ファンを驚かせていました。

今週のMVPはエランだった!?「器がビッグスケール」

クワイエット・ゼロ内部での銃撃戦で大活躍したエランにも「今週のMVP」との声が。

「生身の銃撃戦バリバリ活躍するの、イケメンすぎでは?」、「ガンダムも乗れるし度胸もあるし口説けるし銃撃戦もやれるすごい男。過去になにあったんだ」と、エラン5号への好感度も上がっているようです。

プロスペラと対峙し、ついに銃を手に取ったベルメリア。ベルメリアの射撃の腕はからっきしでしたが、プロスペラの隙を見逃さなかったエランが銃弾を命中させました。するとエランは「人殺しは向いてないね。次からは人助けにしときなよ」と、皮肉交じりにベルメリアに声をかけます。

このセリフは視聴者の心にも残ったようで、「ベルメリアさんのこと超恨んでいてもおかしくないのに、こんなこと言えるなんてすごいイケメンだよ」、「皮肉込みとはいえ『人助けにしときなよ』って言えるの一番人間らしい」、「エランくん器がビッグスケール」とコメントが続出。


「過去や罪過から逃げずにしっかりと向き合う、作品のテーマを体現したようなイケメンだった」、「エラン5号に選ばれた少年、どこまでもいい性格していた」など、称賛に値する活躍でした。

絵コンテが7人!?麻宮騎亜らアニメ界の重鎮が集結

いつも以上に豪華なスタッフが参加していた第23話。

絵コンテはなんと7人体制で、『勇者王ガオガイガー』監督の米たにヨシトモさん、『機動戦士ガンダムNT』監督の吉沢俊一さん、『グリッドマン ユニバース』監督の金子祥之さん、『サイレントメビウス』作者の麻宮騎亜さんなど、「アニメにあまり詳しくないオタクでもわかる重鎮!」、「どんだけ総力戦状態なんだよ」と視聴者が驚く大御所たちが集結しました。


23話でこの状態なら最終回の絵コンテのところに富野由悠季って書いてあるかも」と予想しているファンも見られます。

 作画も気合いが入っており、「モビルスーツ戦、動きまくってた」、「戦闘シーン神作画すぎてマジ最高!」、「ガンビットの作画がヌルヌル動くしすごかった!」、「コマ送りしてるけど23話の作画本当にヤバい」、「今回鬼作画すぎてダブスタクソ親父までセクシーになってる」と視聴者からは大絶賛。

原画スタッフも劇場版レベル。脚本・大河内一楼氏「熱い!」

 原画スタッフには『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』などにも参加していた大張正己さん、『僕のヒーローアカデミア』などのキャラクターデザインも手がけた馬越嘉彦さん、『交響詩篇エウレカセブン』などのキャラクターデザインを担当した吉田健一さんなど、アニメファンなら「劇場版クラスの作画陣」と思うほど豪華な面々がそろっていました。

 脚本の大河内一楼さんは「最終回にかつてのライバルが駆けつける展開みたいで熱い!」と感動。エンドカードを手がけた枢やな先生も含め、これまで大河内さんが関わった作品に参加したスタッフが再集結していました。

クワイエット・ゼロが停止して一件落着かと思いきや……まだまだ気が抜けない展開が続いています。

次回はいよいよ最終回。サブタイトルが現時点では「最終回」となっているため、「実は本当のタイトルを隠しているのでは」、「展開を予想させる気が一切ない姿勢に好感が持てすぎる」など、期待値が上がっているようです。

スレッタたちが進んだ道の先にある結末を、ともに見届けましょう!

(執筆:ハシビロコ)

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『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2 作品概要

その魔女は、ガンダムを駆る。
A.S.(アド・ステラ)122――
数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。
水星からアスティカシア高等専門学園に編入してきたスレッタ・マーキュリーは、
ミオリネ・レンブランの花婿として、株式会社ガンダムの一員として、
出会いと刺激に満ちた学園生活を送ってきた。
プラント・クエタでの事件から2週間。
スレッタは学園で、ミオリネとの再会を心待ちに日々を過ごす。
一方ミオリネはベネリットグループ本社に身を置き、父の容態を見守っていた。
二人に襲い来る新たな困難と、迫られる決断。
少女たちはそれぞれの想いを胸に、ガンダムがもたらす強大な呪いへと立ち向かっていく。

〈放送情報〉
Season1:
各種動画配信サービスにて好評配信中
BS11ガンダムアワー毎週金曜よる7時~放送中
MBS・TBS“アニメイズム”枠にて毎週金曜深夜2時25分~放送中
Season2:
2023年4月9日から毎週日曜午後5時 MBS/TBS系全国28局ネットにて放送開始
4月2日 日曜午後5時は「『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2放送直前特番」を放送

〈スタッフ〉※短縮表記
企画・制作:サンライズ、原作:矢立 肇/富野由悠季、監督:小林 寛、
シリーズ構成・脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン原案:モグモ、メインキャラクターデザイン:田頭真理恵
キャラクターデザイン:戸井田珠里/高谷浩利、
メカニカルデザイン:JNTHED/海老川兼武/稲田 航/形部一平/寺岡賢司/柳瀬敬之
音楽:大間々 昂
〈キャスト〉
スレッタ・マーキュリー市ノ瀬加那ミオリネ・レンブランLynn
グエル・ジェターク阿座上洋平エラン・ケレス花江夏樹
シャディク・ゼネリ:古川 慎、ニカ・ナナウラ宮本侑芽
チュアチュリー・パンランチ富田美憂

〈関連リンク〉
公式サイト:https://g-witch.net/
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Season2予告PV:https://youtu.be/-V91gYXr7_Q