シーズン53発ペースとなる26号ソロを放った大谷(C)Getty Images

 エンゼルス大谷翔平は26日(日本時間27日)に行われた本拠地でのホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。1点を追う4回の第2打席で26号ソロを放った。

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 意地が詰まった一発となった。この日から行われたホワイトソックスとの4連戦、試合前まででジャッジ(ヤンキース)を抜いて本塁打争いで2位となったロベルト外野手との直接対決が注目を集めていた。

 相手先発は、右腕のディラン・シース。今季は初対戦となる右腕だが、シースとは21年4月4日の本拠地での試合、「2番・投手」で先発出場した試合で初回の1打席目に本塁打を放っていた。いわば本格的な二刀流の幕開けとなった試合でアーチをかけた相手とあって、因縁を感じさせたが、1点を追う4回の第2打席。カウント3-1からの5球目、甘く入った内角のスライダーを思い切って叩き、右中間に運んだ。打った瞬間にそれと分かる打球は打球速度113マイル(約182キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)の特大弾となった。

 この試合では初回にロベルトも22号ソロを放っており、この一発で再び4本差、シーズン53発ペースにのせた。

 本塁打争いの常連、ジャッジが故障で離脱する中、新たに現れたライバルとの熱戦も今後も引き続き興味を惹きそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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