ひとり暮らしや共働きの家庭では、ごはんをまとめて炊いて冷凍保存するケースが多いだろう。かくいう筆者もその一人で、冷凍庫には常にごはんをストックしている。最新の炊飯器の一部には「冷凍ごはんモード」もあるが、そうでない場合、解凍したごはんは炊きたてのときのようなツヤがない。また、ベタつきやすいのも悩みの種だ。

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 そうした冷凍ごはんの悩みを解決してくれるのが、マーナの「極 冷凍ごはん容器」である。使う前は「ただの容器でしょ?」と思っていたが、実際に使ってみるとその差は歴然。今回はそんな「極 冷凍ごはん容器」の魅力を紹介しよう。


●容器内のすのこで余分な水分を落とす



 極 冷凍ごはん容器は、全米販・お米マイスター徳永真悟氏共との共同企画によって誕生した保存容器だ。一見するとただの四角いタッパーにしか見えないが、フタを開けるとごはんをおいしく保存できる秘密がわかる。

 容器の底にはすのこが付いており、これがあることでごはんの余分な水分が下に落ちてくれるのだ。すのこは取り外し可能なので、洗いやすいのもありがたい。

 また、角に丸みを持たせている点4.6cmという薄い形状である点も、ごはんをまんべんなく加熱するのにひと役買っている。


●炊きたてのようなふっくらさをキープ



 使い方は普段ごはんを冷凍する際と同じ。炊きたてのごはんをきちんとほぐした状態で容器に入れてフタを閉める。あとは、粗熱が取れたら冷凍庫に入れよう。

 食べるときは、フタをしたまま500Wで約3分30秒加熱する。温めたごはんを茶碗に移すと、見た目はほとんど炊きたてのごはんと変わらないくらいのツヤがあった。食感もベタついておらず、ふっくらした仕上がりに!

 筆者はこれまでラップに包んでごはんを冷凍保存していたが、極 冷凍ごはん容器ならごはんがおいしくなるだけでなく、繰り返し使えてエコな点も気に入った。ちなみに、今回は軽めの1膳用の容器を使用したが、大盛りサイズの容器も選べるので、家族に合わせてサイズを変えてもいいだろう。冷凍ごはんをおいしく食べたいならぜひ一度試してほしい。(フリーライター・今西絢美)
シンプルな形状で手入れしやすいのも「極 冷凍ごはん容器」のいいところ