ダイソン株式会社(東京都千代田区: 代表取締役社長 ピーター スミス、以下ダイソン)は、ダイソン初の水拭き機能を搭載したコードレス掃除機 Dyson V12s Detect Slim Submarine(TM)(ダイソン V12s ディテクト スリム サブマリン)コードレスクリーナーを発表しました。Dyson V12s Detect Slim Submarine(TM)コードレスクリーナーは、2023年6月28日(水)より、Dyson DemoおよびDyson.co.jp、その他一部家電量販店、店舗およびオンラインで順次販売を開始します。

新登場のDyson V12s Detect Slim Submarineは、付属するSubmarine(TM)ウェットローラーヘッドの自動給水・吸着・かき取る技術によって床を水拭きできる掃除機です。従来の水拭き掃除の課題を解決するために開発され、マルチな機能やツールと合わせて、家中の掃除ストレスをこれ1台で解決します。

ダイソン掃除機カテゴリー製品担当 バイスプレジデント、チャーリー パークは次のように述べています。

「従来の水拭き掃除機は、主に操作性やメンテナンス、掃除性能の点でユーザーの満足のいくレベルではありませんでした。ダイソンはこうした課題を解決し、コンパクトでしかもパワフルな多機能掃除機を提供することによって、新次元の掃除機能を実現しました。

ダイソン初の水拭きもできる掃除機が誕生したことは、日常生活を豊かにし、より清潔で健康的な居住環境を叶えるというダイソンの姿勢において重要な一歩になります。今回初めて、床を水拭きする新しいウェットローラーヘッド、ダイソン独自の光によるゴミの可視化と吸引力の自動調整機能、毛絡み防止機能を搭載したツールを組み合わせました。」

Submarine(TM)ウェットローラーヘッド誕生

Submarine(TM)ウェットローラーヘッドは、精緻な設計によってローラーの幅いっぱいに適量の水を行き渡らせ、こぼした液体や皮脂などの頑固な汚れから、食べこぼしなどの小さな乾いたゴミまでを効率的に取り除きます。*1

自動給水・吸着・かき取る技術を組み合わせることによって、床を水浸しにすることなく、適量の水での水拭きが可能です。そのためにダイソンのエンジニアが編み出した方法が、給水タンクからローラーの幅いっぱいに適量の水を行き渡らせる計8つの自動給水ポイントです。ローラー全体に均等に配置した8つのウォータージェットから毎分18mlの水が正確に供給され、床を均一に濡らして余分な水を残しません。

モーター駆動のウェットローラーが、吸着した液体や皮脂などの頑固な汚れ、小さなゴミは耐久性の高いステンレススクレイパーによってウェットローラーからまとめてかき取られ、汚水トレイに排出されます。

容量300mlの給水タンクはおよそ66畳分に相当する最大110m2の床面に対応可能です。給水タンクよりも若干大きめに設計された360mlの汚水トレイで回収することによって、汚水やゴミが床に戻ることなく、ローラーには最初から最後まで常にきれいな水が供給されます。

Submarine(TM)ウェットローラーヘッドは、薄型設計で、家具の下でも楽に操作でき、掃除がしにくい場所でもゴミや食べこぼしを水拭きすることができます。また、使用後のウェットローラーと本体ケースは、希釈した家庭用洗剤で水洗いでき、食器洗浄機にも対応しているのでメンテナンスも容易です。

【Dyson V12s Detect Slim Submarine(TM)コードレスクリーナーの製品特徴】

Fluffy Optic(TM)クリーナーヘッド

2021年に登場したダイソンの光によるホコリの可視化技術なら、隠れたホコリも目に見えない粒子も捉えることができます。光源をクリーナーヘッドのエンドキャップに配置したことによって、光を正確な角度で照射して床面の粒子を浮かび上がらせます²。さらに、2023年新登場の Fluffy Optic(TM)クリーナーヘッドは、従来のLaser Slim Fluffy(TM)クリーナーヘッドの2倍のホコリを可視化し*²、床面をより広く照らし出すことが可能になりました。

ピエゾセンサー

吸気口に設置されたピエゾセンサーが、ゴミの量とサイズを常に計測します。液晶画面に粒子の大きさと数が表示され、掃除の結果を科学的にリアルタイムで証明します。ピエゾセンサーで目に見えない微細なホコリ粒子の数を計測、選別し、床面の種類やゴミの量によって吸引力を自動調整します。

吸引力

ダイソンが開発した毎分12万5,000回転するHyperdymium(TM)モーターは、強力な吸引力を発揮します。通常の掃除の後、Submarine(TM)ウェットローラーヘッドに付け替えると、出力がHyperdymium(TM)モーターからSubmarine(TM)ウェットローラーヘッドに切り替わり、吸引を停止します。これによって水分がモーターやクリアビンに侵入することなく、汚れた水やゴミがウェットローラーヘッド内に取り付けられた専用トレイに回収されます。*³

HEPAフィルター

密閉性の高い5段階の捕集性能とHEPAフィルターにより、0.1ミクロンもの微細な粒子を99.99%捕らえ、浄化された空気を排出します 。*⁴

毛絡み防止スクリューツール

付属の毛絡み防止スクリューツールは、円錐型のブラシバーと角度の付いた毛束の組み合わせで、吸い取った髪の毛やペットの毛は、ブラシバーに絡むことなくスムーズにクリアビンに吸い込まれます。マットレスやソファなどの掃除に最適です。

【製品概要】

*バッテリー、パイプ、標準クリーナーヘッド含む 

1) Submarine(TM)ウェットローラーヘッド装着時(水の重量は含みません。) 

2) Fluffy Optic(TM)クリーナーヘッド装着時上記製品は2年間のメーカー保証付き(ダイソン製品の保証登録が必要)。

【参考情報】

ダイソンについて

ダイソンは、シンガポールイギリスマレーシアメキシコ、中国、ポーランドフィリピンにエンジニアリング、研究、開発、製造、テスト事業を展開するグローバルなリサーチ、テクノロジー企業です。英国のコーチハウスからスタートしたダイソンは、1993年の創業以来、一貫して成長を続けています。現在では、シンガポール、セント ジェームズ パワー ステーションにグローバル本社機能を構え、英国では800エーカーを超えるマルムズベリーとハラビントンに2つのテクノロジー キャンパスを有しています。またこれらに加えて世界10カ所にエンジニアリング、リサーチ拠点を有しています。家族経営企業として世界全体で1万4,000名を超える従業員を雇用し、そのうち6,000名は優秀なエンジニアや科学者です。世界85の国や地域にて、250以上のダイソン デモ ストアで製品展開している他、バーチャルリアリティを体験できる新しいDyson Demo VRストアもその一つです。

ダイソンは、新たなテクノロジー研究開発に27億5,000万ポンド(約4,372億円*)を投資しています。ダイソンは、エンジニア、科学者、ソフトウェア開発者からなるグローバルチームを持ち、固体電池セル、高速電気デジタルモーター、センシングとビジョンシステム、ロボット工学、機械学習技術、AIなどの開発に注力しています。1993年に最初のサイクロン掃除機DC01を発明して以来、ダイソンはヘアケア、空気清浄機、ロボット工学、照明、ハンドドライヤーなど、問題を解決するさまざまなテクノロジーの開発を続けています。その範囲は、オーディオ分野に広がり2023年には、Dyson Zone空気清浄ヘッドホンが発売開始**しています。 

・毎年開催されるダイソン グローバルダスト調査は、人々の掃除習慣、ダストサイエンスに対する認識、ほこりが健康やウェルビーイングに及ぼす影響や意識などを理解することを目的としています。2021年には、COVID-19の影響でペットの飼育が急増したため、ペットの飼育と家庭のほこりの関係について人々の認識を理解するために調査範囲を拡大し、世界33カ国から32,282人の回答者が集まりました。

・2002年に設立されたジェームズ ダイソン財団は、意欲的なエンジニアの育成、エンジニアリング教育の支援、医療研究への投資を行う国際的な慈善団体です。財団は毎年、次世代のデザインエンジニアを称え、育成、支援するため、国際エンジニアリングアワード、ジェームズ ダイソンアワードを主催しています。対象者は、デザインやエンジニアリングを学ぶ学生や卒業後4年以内の若手エンジニアやデザイナーです。

・ジェームズ ダイソン アワードは、2023年に初めてポルトガルで実施されます。2005年以来、このアワードは、世界中の若者の発明を390件支援してきました。

1ポンド=159円換算 *一部地域のみ


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*1 フローリング、クッションフロア、タイルなどの石材の床面用に設計されています。

*² 有効性は、使用環境の光やゴミの種類、床のタイプによって異なります。

*³ 液晶ディスプレイに表示されるゴミの量とサイズは実際の使用状況により異なります。本機能はモーター駆動ツールでオートモードを使用するために最適化されています。記載されているゴミの例は、粒子サイズや密度が異なることがあり、複数のサイズに表示される可能性があります。10μm未満の大きさの粒子は検出されない場合があります。一般家庭での平均使用量に基づいた自社試験結果です。自社調査を基に、微細なホコリとは100μm以下のゴミと定義づけています。オートモード使用中に自社試験で定めたホコリの濃度の増加を検知した時のみ、自動で吸引力が強まります。

*⁴ 試験結果1:ASTM F3150に基づくSGS-IBR(米国)による試験結果(2022年に実施)。強モードで実施。 試験結果2:Airmid Healthgroup Ltd(報告書番号:ASCR092606)掃除機を 28.5m3のチャンバー内に配置し、ウイルス懸濁液をネブライザーを用いてエアロゾル化し噴霧後、強モードで掃除機の電源を入れる前と後の空気サンプルを採取し、濃度を定量化(2022年に実施)。実際の使用状況により異なる場合がございます。

配信元企業:ダイソン株式会社

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