認定NPO法人 very50(以下、very50)は、南山高等学校女子部(以下、南山女子部)と共同で、SDGs課題×経営課題への挑戦を通じて問題解決能力を養う高校生向けプログラム「Mission on the Ground(MoG/モグ)」※を実施いたします。本プログラムでは、高校生が7月25日からの5日間、カンボジアの起業家とともに現地で観光客向けマーケティングを企画するプロジェクトに挑戦します。
MoGとは:https://www.mog.or.jp/

  • 背景

世界銀行によると※、カンボジア1998年から2019年までの間、主に衣料品輸出と観光産業により7.7%の経済成長を遂げ、世界で最も急速に経済成長した国のひとつとなりました。一方で新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現在は失業率の上昇や貧困層の増加といった問題に直面しています。直近では外国人観光客の回帰等を背景にして経済成長率は復調傾向にありますが、政府の掲げる2030年の上位中所得国達成に向け、さらなる経済成長が期待されています。

今回、very50と南山女子部がカンボジアにて観光客向けのマーケティング企画を検討することで、カンボジアにおける社会課題解決への一助となることを目指します。

※世界銀行(2023年4月):The World Bank In Cambodia https://www.worldbank.org/en/country/cambodia/overview

  • 共同プロジェクトについて

本プロジェクトでは、2015年にカンボジアにて設立された「Rokhak(ルッカ)※」社と協働し、高校生が現地の水草を使用した商品の販売促進を目指して、SNSを活用したマーケティング戦略や新商品の企画などを考えます。今回のMoGによってより多くの村の女性たちが、より多くの収入を得ることを目指します。高校生たちは5月からの事前トレーニングを経た上で、7月25日から7月29日の期間中、カンボジア シェムリアップにて事業家や従業員の方、顧客に対してのヒアリングや街頭アンケートの結果を分析し、最終日には高校生たちが考えたマーケティング施策のプレゼンテーションを事業家に向けて実施します。なお、帰国後には南山女子部での事後報告会も予定しております。(8月中旬開催予定)

カンボジア人女性起業家スロアーズ氏が、自身の貧困時の経験から農村部の女性が、村に住みながら経済的に自立できるようにという想いを持ってルッカを創業。コロナ禍で売上が激減し、一時は活動を休止するまで困窮したが、2022年11月から新店舗を構え活動を再開。徐々に戻りつつある観光客や地元の駐在員をターゲットに、売上回復を狙う。

公式サイト:https://www.rokhak.com/

南山高等学校・中学校女子部1948年に設立されたカトリック系のミッションスクールです。「高い人格」「広い教養」「強い責任感」という三つの校訓に基づく人格教育を実践し、また英語教育やさまざまな形式での海外研修を通した国際的視野の育成にも力を入れています。

所在地:愛知県名古屋市昭和区隼人町17

代表者:南山高等学校・中学校 校長 赤尾 道夫

公式サイト:https://www.nanzan-girls.ed.jp/index.html

  • 【主催団体】認定NPO法人very50について

認定NPO法人very50は、「『自立した優しい挑戦者』を増やして、世界をもっとオモシロク」をミッションに、教育事業やSDGs企業家支援などを行う認定NPO法人です。「自立した優しい挑戦者」を育てるため、1.無視できない社会問題、現代に知っておくべき事象をテーマとすること、2.実践からしか学べない知・スキルの価値をなによりも大事にすること、3.アジア新興国を中心にグローバルに国内外で活動を展開することの3点を主軸に、個人、企業、学校、などあらゆるプレーヤーに、プロジェクト型教育プログラムを提供しています。

所在地:東京都豊島区南大塚2-45-11

代表者:代表理事 菅谷 亮介

公式サイト:https://very50.com/

very50は、今後もミッションである「自立した優しい挑戦者」を育てるべく、MoGをはじめとするプログラムの提供に邁進いたします。

以上

配信元企業:認定NPO法人 very50

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ