バイエルンセネガル代表FWサディオ・マネが移籍してからの1年を振り返った。イギリスデイリー・メール』が伝えている。

昨夏に長く所属したリバプールを離れてバイエルンへ加入したマネ。バイエルンだけでなくブンデスリーガ全体が歓迎ムードだったが、新天地では負傷もあり、本領発揮とはならず。チーム内で序列が低下すると、今年4月にはチームメイトであるFWレロイ・サネを殴打する事件を起こすなど、不満分子と化してクラブを悩ませた。

初年度はブンデスリーガで25試合に出場し、7ゴール5アシストと思うような成績を残せなかったマネについて、バイエルンは早くも今夏の放出を検討。トーマス・トゥヘル監督も放出を許可する構えであり、去就は不透明な状態だ。

こうした状況の中、母国のセネガルに帰国中のマネは地元記者からの質問に答えた際、新シーズンもバイエルンでのプレーを希望すると断言。今季は多くの課題があったと認めつつ、新シーズンもバイエルンで全力を尽くしたいと語った。

「今、僕は家族と一緒に休暇をとっている。今シーズンはとても複雑なシーズンだったけど、それは驚くことじゃない。元々、移籍によって状況が少し複雑になるのは予想していたんだ。だから、今の状況は正常だよ」

「僕は挑戦することが大好きで、バイエルンでのプレーは大きな挑戦になる。この課題に対処するため、全力を尽くせるかどうかは僕次第だ」

「(去就については)神の望むままになると思っている。すべてがうまくいけば、僕はバイエルンに戻るつもりだ」

また、マネはサネを殴打した事件についても触れ、すでにチーム内で解決済みの問題だと強調している。

「ああいったことは起こり得ることだと思う。そして、実際に起こったんだ。でも、僕たちはこの小さな問題を解決したよ。問題解決をする際に、もっと良い方法はあったと思っている。それでも、もう過去のことであり、来シーズンもクラブの目標達成に向けて、みんなで一丸となって戦っていきたい」