トッテナムの元イングランド代表MFハリーウィンクス(27)が、レスター・シティに完全移籍する見込みだ。イギリスロンドン・イブニング・スタンダード』が報じている。

トッテナムレスターではイングランド代表MFジェームズ・マディソン(26)を巡る交渉が行われ、フォクシーズ背番号10のノースロンドン行きはほぼ確実な情勢だ。

また、今回の報道によると、両クラブはマディソンとの交渉とは別にウィンクスの完全移籍に関する話し合いが行われており、細かい条件に関しては言及されていないが、移籍の可能性は非常に高いという。

幼少期からトッテナムアカデミーに在籍するウィンクスは2014年にファーストチームデビューを果たすと、ここまで公式戦203試合に出場。マウリシオ・ポチェッティーノ体制では中盤のバランサーとして主力を担った。

しかし、以降は細かい負傷離脱やパフォーマンスの問題もあり、序列が低下。昨シーズン途中に就任したアントニオ・コンテ監督の下ではMFロドリゴ・ベンタンクール加入後に出場機会が激減。さらに、昨夏クラブがMFイヴ・ビスマを獲得したことで、完全に構想外となった。

そして、今シーズンはサンプドリアに1年間のドライローンで加わり、足首のケガによってシーズン前半戦をほぼ棒に振ったが、年明け以降は完全に主力に定着し、セリエA20試合に出場した。

トッテナム生え抜きウィンクスだが、長らくプレーしたクラブを完全に離れて、自身初となるチャンピオンシップ(イングランド2部)の戦いに臨むことになるのか…。