ナポリに所属する韓国代表DFキム・ミンジェ(26)のバイエルン行きが確実なものとなったようだ。

ナポリ移籍1年目のキム・ミンジェだが、退団したカリドゥ・クリバリの穴を見事に埋め、チームの33年ぶりとなるセリエA優勝の原動力に。移籍したばかりだが、リーグの最優秀DF賞にも輝いたりと高まる評判から早くも去就が注目される。

当初こそマンチェスター・ユナイテッドのリードが取り沙汰された韓国代表センターバックの去就だが、バイエルンが突じょとして獲得の動きを強め、一気にこの争奪戦の本命と目されるまでに。そして、個人間で合意に達した模様だ。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、バイエルンはキム・ミンジェと個人条件で口頭合意。2028年までの5年契約になり、バイエルンの次なるステップは契約解除金の支払いだという。

キム・ミンジェとナポリの契約は2027年まであるが、7月に入って2週間だけ有効なリリース条項の存在が話題に。その額は5000万ユーロ(約78億6000万円)といわれる。

バイエルンではバンジャマン・パヴァールやリュカエルナンデスの去就が不透明。キム・ミンジェが加入となれば、その穴埋め的な補強となりそうだ。