日本で古くから年越の大祓日(12/31)に「年越しそば」を食べて、健やかな年を迎えることができるよう祈願する風習があるように、志布志では春まき型品種「春のいぶき」を使用した新そばを“夏越の大祓日(6/30)に食べて健康を祈願する”という新しい食文化を、「生産農家からなる組合団体」と「加工事業者」「行政」の三位一体の取組みにより提案してきております。
 また、全国には、1年の半分にあたる6/30に「茅(ち)の輪 」をくぐることで、半年間の心身の穢れを祓い清める「夏越の大祓い」を行う神社があります。志布志市の安楽 山宮神社でも例年、茅の輪くぐりを行い、この日を皮切りに「志布志の夏そば」を解禁しています。
 今年は6/30の奉納神事と同日開催の「夏そばまつり」をコロナ禍における自粛期間を経て4年ぶりに本開催のうえ、例年好評であった夏そばの試食会を行います。
地元製麺業者の特殊製法による、なめらかな口当たりと旨み、風味豊かな『志布志の夏そば』を、『大晦日(大祓)の年越しそば』のように「無病息災を祈願する縁起物」として是非ご賞味ください。

■「志布志の夏そば」とは
 年越しや引越しの際に食べるイメージが強いそばですが、志布志市では新そばによる夏越しの「夏そば」を推進し、今年で11年目となります。本来 新そばの季語は晩秋であり、通常の蕎麦の収穫は11月頃で、涼味の需要が高まる夏季に提供されるそばは前年に収穫された秋そばが使用されていることが一般的です。そこで志布志市では、温暖な気象条件を活用し、3月下旬に種子をまいて5月下旬~6月上旬の梅雨前に収穫する春まき型品種「春のいぶき」の栽培に取り組み、初夏に収穫された風味豊かな夏の新そばをいち早く提供しています。
また、各地の神社では、半年のうち知らぬ間に身についた罪や穢れを、一年のちょうど半分にあたる6月30日に「茅の輪」をくぐることで祓い清める「夏越しの大祓い」を行っています。志布志 安楽山宮神社では、地元で収穫したての夏そばを供え、「みな月の 夏越しの祓ひする人は 千歳の命 延ぶといふなり」と唱えながら茅の輪をくぐり行う神事の後、「細く長く生きることができるように」と、暑い夏を乗り切る縁起物として夏そばを振る舞う風習があります。

志布志安楽山宮神社
夏そば振る舞いの様子

■「志布志の夏そば」のこだわり

 鹿児島県志布志市は、豊かな海と森に囲まれ、南国の陽光に恵まれた自然豊かな地域です。「志布志の夏そば」は、水質の良さで知られる志布志天然水で作られています。地下80mから汲み上げられる地下水は、PH7.8~7.9でカルシウムマグネシウムなどのミネラル成分を多く含む軟水で、これが夏そばの特徴であるなめらかな口当たりと独特のコシを生み出しています。

  • 蕎麦粉

  3月下旬に種子を蒔き、6月上旬の梅雨時期に収獲する「春蒔き型品種:春のいぶき」を原料とする志布志産の夏の新そばを「志布志の夏そば」と呼んでいます。
秋採れの新蕎麦とはひと味違う、初夏の大地を感じさせる、若い蕎麦の独特な風味が楽しめます。

  • つゆ

 鰹ぶしベースの甘めのつゆです。風味と旨味のバランスが良いやさしい味わいは、夏そばの風味を引き立てます。

  • 生産者の思い

 「志布志の夏そば」の取組みで最もたいせつなのは「人」との繋がりだと思っています。6月30日の「夏越しのお祓い」の後、大切な人の健康長寿・無病息災を願い、夏の新そばを食べて笑顔になって欲しい・・・。そうした思いを生産者はじめ関係者のチームワークで繋ぎながら今年もお届けさせていただきます。

志布志の夏そば収穫風景


■メディア関係者向けのご案内
https://prtimes.jp/a/?f=d60747-12-da741a00cff7448e2daa856c76ea91f9.pdf

■「志布志の夏そば」特設ページ
http://www.sibusi-k-t.jp/shibushi-natsusoba/

■開催期間
2023年6月30日(金)~8月下旬
※夏そばが無くなり次第終了とさせていただきます。

■「志布志の夏そば」販売店


■「志布志の夏そば」提供店舗一覧


志布志市外の「志布志の夏そば」料理取扱店 一覧


■夏旬の食材が集う「しぶし旬彩フェア」かごしま遊楽館で同時開催!
この時期、毎年ご好評いただいている「旬彩フェア」をかごしま遊楽館(東京都千代田区)で今年は単独開催します。(令和5年6月30日7月2日
 「志布志の夏そば」を含む志布志産の旬の夏食材が勢揃いのうえ、抽選・キャンペーン企画や直接販売、飲食店での特別メニューの提供などを実施します。

配信元企業:一般社団法人志布志市観光特産品協会

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