さすがテレビ東京。視聴者の期待を裏切らなかった。6月28日に放送された「テレ東音楽祭2023夏」のことだ。ここに酒井法子が同局の歌番組としては、26年ぶりに出演した。

 本人の主演ドラマの主題歌にもなった1995年のヒット曲「碧いうさぎ」にちなみ、ロイヤルブルーの鮮やかなドレスで登場。「碧いうさぎ」を手話付きで歌い始めると、流星や雪に見立てた白い粉が舞い始める。「のりピーに白い粉」とは、なんとも「攻めた」感じの、視聴者の斜め上をいくステージ演出である。テレビ関係者が語る。

「かつてはのりピーと家族ぐるみの付き合いで房総の海でサーフィンに興じ、互いに育児の相談相手でもあった工藤静香は、2009年に酒井が薬物逮捕されてから絶縁し、共演NGになったと言われています。今回、尾崎豊から男性医師まで過去3回も不貞報道された斉藤由貴や、不貞発覚後に市村正親と離婚した篠原涼子も出演しましたが、工藤と司会が予定されていた広末涼子の姿はありませんでした」

 斉藤や篠原が出るなら例年通り広末がMCを担当し、不貞スキャンダル談義でもした方が面白かったのではないか。テレビ関係者が続ける。

「同番組スポンサーのひとつが、広末がCM降板したキリンビールなので、酒井や斉藤、篠原を出演させるほど放送コードがユルいテレ東でも、今回は難しかったのでしょう。性加害に揺れるジャニーズ事務所光GENJIからHiHi JetsやジャニーズJr.まで新旧10組が出演しました。フェミニストが『女の広末だけが処罰されるのはおかしい』と騒いでますが、トンチンカンにもほどがある。広末の無期限謹慎は、スポンサーと所属事務所に嘘をつき続けた不義理への代償です。広末にはのりピーと同じく、スポンサーへの違約金や所属事務所への賠償金を支払い続ける生活が待ち受けています」

 のりピーはディナーショーへの出演で、賠償金は完済間近。おかげで地上波に復帰できたと言われる。広末はどうなるのか。

アサ芸プラス