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新社屋建設 従業員も増やす方針

ブガッティは、フランスのモルスハイムにある本社を拡張する計画を明らかにした。「シロンの時代を超える新型車の開発を支える」ものだという。

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ブガッティ・シロンの組み立てを行う既存のアトリエに隣接して、2024年後半に2階建ての新社屋を建設する予定だ。

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ブガッティのモルスハイム本社

新社屋の面積は2120平方メートルで、リマック所有下のブガッティとして初の「ハイパースポーツ」モデルなど、新たなスタッフおよびさらなる開発プロジェクトを収容する。

すでに開発中の新型車は、親会社であるリマックの電動ドライブトレインに関する専門知識を活用し、最高出力1600psの8.0L W16クワッドターボを搭載したシロン・スーパースポーツを超える加速性能を発揮する見込みだ。

既存施設の拡張は、ボライドやW16ミストラルの生産など、現在進行中のプログラムも支援することになるという。

ブガッティクリストフ・ピオション社長は、「モルスハイムに新社屋を建設することは、ブランドと製品の拡大に沿ったものです」と述べた。

ブガッティはまた、新しい従業員を獲得するための採用キャンペーンを開始した。同社は2027年末までにモルスハイムの従業員を50%増やすことを目標としている。


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