コロナ禍以降、長らく続いていた“規模縮小”などの制限が緩和され、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催。まだ少し先だが、夏休みシーズンには「ワンダーフェスティバル2023[夏]」や「世界コスプレサミット2023」「コミックマーケット102」といった大型イベントも続々開催予定で、コスプレ文化のさらなる盛り上がりに期待が高まる。WEBザテレビジョンでは、それらに先駆けて都内で行われた各種イベントに取材参加し、会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。

【写真】創作コスプレ/シスルさん

■創作コスプレや「着せ恋」ヒロインに扮したレイヤーたちが集結

開催時期(2023年4月上旬)に合わせて、春らしい雰囲気に仕上げてみました。ピンクと白を中心に、色味に統一感を持たせたのもこだわったポイントです。(創作コスプレ/シスルさん)

着せ恋展(その着せ替え人形は恋をする展)」で展示されていた海夢ちゃんの私服がめちゃくちゃかわいくて。見た瞬間、「コスプレをしたい!」と思い、急いで衣装やウイッグをそろえて完成させました。胸元の蝶々はビーズで加工して、自分で取り付けたものになります。(「その着せ替え人形は恋をする喜多川海夢/成瀬むぎさん)

サイドの髪の長さとサラサラ感が特徴的なキャラなので、その再現にこだわりました。屋外に出ると風にあおられてボワッとなってしまうので、定期的スプレーをかけて。絡まないようにサラサラ感をキープすることも意識しました。(すーぱーそに子/高村しおんさん)

■魅力的なコスプレイヤーが大勢参加

本稿で紹介しているのは、サンシャインシティを中心に東京・池袋の東口エリアで実施されたコスプレイベント「Ultra acosta!」で見つけたコスプレイヤー。屋内外での写真撮影が楽しめる他、同人即売会「acosta!マルシェ」も同時に開催された同イベントには、魅力的なコスプレイヤーが大勢参加。会場は大盛り上がりとなっていた。

そんな「Ultra acosta!」に続き、前述のとおり今後も「ワンダーフェスティバル2023[夏]」(7月30日幕張メッセにて開催)、「世界コスプレサミット2023」(8月4~6日、愛知・名古屋 オアシス21など)、「コミックマーケット102」(8月12日・13日、東京ビッグサイト)など、コスプレが楽しめるイベントは多数控えているので、気になる方は会場まで足を運び、その盛り上がりを直に体感してみてはいかがだろう。

◆取材・文=ソムタム田井

創作コスプレ/シスルさん/撮影:ソムタム田井