マンチェスター・ユナイテッドインテルの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)を巡る動きがあったようだ。

スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの不安定さにエリク・テン・ハグ新監督が求めるレベルにない足もとの技術から、新たなGKの獲得話が盛んなユナイテッド。最近ではテン・ハグ監督にとって、アヤックス時代の愛弟子であるオナナの名がよく挙がる。

最近では代理人との接触やオファーの準備が指摘されたりと獲得の動きが熱を帯びるユナイテッドだが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、この24時間でインテルと新たに直接交渉を行ったという。

ただ、ユナイテッドはオナナに正式なオファーを出すかを決める前にデ・ヘアの将来をはっきりさせたい意向。一方、インテルはというと、この取引で最低でも5000〜5500万ユーロ(約78億6000万〜86億5000万円)の移籍金を要求しているようだ。

また、イタリアの移籍専門記者であるジャンルカ・ディ・マルティオ氏によれば、ユナイテッドがオファーを出してくるかどうかを巡り、30日が重要な日になりうるとのことで、インテルは移籍金として5000万ユーロ+ボーナスを求めているとみられる。

なお、デ・ヘアはユナイテッドがさらなる減俸を求めたことで、今季限りの契約を巡って再交渉に。そのデ・ヘアも交渉に動きがなければ明日からフリーとなるだけに、オナナを巡る動きも活発化するかもしれない。