韓国代表DFキム・ミンジェのバイエルン移籍が迫っているナポリだが、様々な観点から日本人選手を後継者として求めているという。

フェネルバフチェから今シーズン加入したキム・ミンジェ。大きな期待は寄せられていなかった中、その高いパフォーマンスでチームの守備を支え、セリエAで35試合に出場し2ゴールを記録。33年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献した。

すでにバイエルンとは5年契約で口頭合意されているというキム・ミンジェ。退団は確実と見られる中、後釜を探さなければいけないナポリだが、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は日本人選手を求めているという。

イタリアスカイ・スポーツ』やイタリアカルチョメルカート』によれば、ラウレンティス会長はキム・ミンジェのアジア市場での影響力に注目。ピッチ内のパフォーマンスだけでなく、ナポリというクラブの価値をアジア市場で高めたことを気に入っているという。

その点を考慮し、プレー面と商業面で貢献できそうと目されているのが、ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(26)とシュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(24)とのことだ。

板倉は数カ月前からナポリターゲットと見られており、噂が浮上。さらに、伊藤もサイドバックやセンターバック、ボランチでもプレーできる点が興味を持たれているという。

ピッチ内のパフォーマンス、クラブのブランディングという点に加え、何よりも移籍金が安いこともポイントに。最大で2000万ユーロ(約31億5000万円)程度と見られており、補強に動きたいようだ。