リップフィラーでボリューミーな唇をキープしてきた21歳(一部報道では23歳)の女性が最近、唇に異常を感じてリップフィラー溶解剤の注射をしてもらったところ、アレルギー反応を起こして病院に運ばれた。女性が「死ぬかと思った」と語る当時の写真とともに、英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えた。

ロシア、ヴォルガ地域のサマーラ出身で、現在はモスクワに住む1児の母クリスティーナ・ヴィシュナイヴェツカヤさん(Kristina Vishnivetskaya、21)は、SNSではカルティエブガッティさん(Cartier Bugatti)として知られる自称インフルエンサーである。

クリスティーナさんはここ数年、唇にヒアルロン酸を注入するリップフィラーでボリューミーな唇を維持してきたが、最近になって唇に小さな塊のようなものができて心配になり、サロンを訪れた。

すると施術者は、ヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)を含む溶解剤を注入し、腫れや炎症を抑えようと試みた。しかししばらくすると唇が通常の2倍以上に膨らみ、目の下が赤く染まって腫れ上がり、救急車で病院に運ばれた。クリスティーナさんは、溶解剤に対するアレルギー反応を起こしていたのだった。

クリスティーナさんは当時のことを「唇や頬が腫れ上がり、死ぬかと思った。自分がリップフィラー溶解剤にアレルギーを持っていることは全く知らなかった」と明かしており、施術者は無資格でリップフィラー溶解剤の注入を行ったようだという。

ただその後の医師の適切な処置により、喉が腫れたり呼吸困難に陥ることはなかったそうで、病院で数日間、監視下に置かれたものの、現在は退院している。

なおクリスティーナさんの当時の写真では、横から見ると唇がアヒルのように突き出しており、前から見ると唇が4つに割れてパンパンに腫れているのが分かる。それはまるで花びらが4枚のバルーンアートのようでもあり、水風船のようでもあり、4つの巨大なタラコが繋がっているようにも見え、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。

「大いに笑ったよ!」
「これは怖い。」
「リップフィラーをする人は皆同じような顔に見えるけど、これは酷い。」
「なぜ親からもらった体で満足しないのか?」
「恥ずかしくないのかな?」
「本当にインフルエンサーなの?」
「何かに取りつかれたドナルドダックのよう。」
「なぜ危険な施術にお金をかけるのか。全く理解できないね。」
「これで死んじゃったら悲しすぎるよね。」

ちなみに昨年8月には、TikTokerの女性がリップフィラー溶解剤を注入する施術を受けたところ、厚い唇を持つ“ナポレオンフィッシュ”のような顔になり、その過程をまとめた動画が話題になっていた

画像は『The Mirror 2023年6月26日付「‘I nearly died having lip filler removed – they were bursting after allergic reaction’」(Image: Newsflash)』『The Sun 2023年6月23日付「LIP AGONY I nearly died after having my lip fillers reduced」(Credit: Newsflash)』『Môssieur Ballon 2022年10月28日付「How to Make a Balloon Flower」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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