サウジアラビアのアル・イテファクがスティーブン・ジェラード氏の監督招へいに近づいているという。サウジアラビア『アル・リヤド』が伝えた。

ジェラード氏は、レンジャーズやアストン・ビラで指揮を執ってきたジェラード氏。2022年10月に成績不振で解任され、その後はフリーとなっている。

レンジャーズではスコティッシュ・プレミアシップを制し、その手腕が期待されたプレミアリーグでは期待に応えられず。そんな中、今夏スター選手を多く集めているサウジアラビアからのオファーが来ていたが、本人は受けない意向を示していた。

一旦は消滅したサウジアラビア行きだったが、実際にその条件や様子を確認していたジェラード氏。当時オファーを出していたクラブは定かではないが、『アル・リヤド』によればアル・イテファクが合意したと報道。近日中に正式発表される見込みだと伝えた。

アル・イテファクは、過去にサウジプロフェッショナルリーグで2度優勝を経験。現在浦和レッズで指揮を取る、マチェイ・スコルジャ監督も指揮したことのあるクラブだ。

2022-23シーズンはリーグ戦7位でフィニッシュ。更なる上位に進出するため、ジェラード氏が就任するのか。公式発表が待たれる。