台湾文化センター×紀伊國屋書店 共同企画
台湾文化センターは2022年、紀伊國屋書店と共に「台湾を知るためのブックガイド」を出版し、6都市の店舗で開催した「臺灣書旅~Taiwan Book Fair~」は好評を博しました。2023年も引き続き、台湾を知るための冊子や台湾作家のトークイベントなどを通して、多様な魅力を持つ台湾を紹介してまいります。

イベント第一弾『台湾漫遊鉄道のふたり』に続き、第二弾は台湾の新鋭作家陳思宏氏を迎え、翻訳を担当された三須祐介氏と、新作『亡霊の地』について、台湾について、余すところなく語っていただきます。

陳思宏氏の新作『亡霊の地』は台湾の2大文学賞、台湾文学金典年度大賞と金鼎賞文学図書賞を受賞し、英語、ギリシャ語ポーランド語タイ語韓国語、日本語、イタリア語ベトナム語フランス語など9つの言語での出版が決まった大ヒット作品です。英訳本は2022年にニューヨークタイムズから「最も読みたい本」に選出され、好評を集めました。今、世界でもっとも注目を集める台湾文学作品の一つです。

【日時】2023年7月30日 13:40開場 14:00開演

【会場】紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース

【参加方法】無料でご観覧いただけるイベントです。

下記、紀伊國屋書店のサイトにて7/1(土)10:00からの告知予定です。

https://store.kinokuniya.co.jp/event/1686901599/

登壇者のプロフィール:

陳思宏(Kevin Chen)

写真提供:Mirror Fiction

1976年、台湾の彰化権永靖郷の農家に、9人姉弟の末っ子として生まれる。輔仁大学英文系を卒業後、台湾大学戯劇研究所で演劇学を学び、俳優としても活躍する。2002年、短篇集『指甲長花的世代(未邦訳)』で作家デビュー。精力的に短篇、長篇、エッセイを上梓し、2019年に刊行された『亡霊の地』で、台湾文学賞金典年度大賞と金鼎賞文学図書賞を受賞した。2004年からベルリンに在住。邦訳された他の作品には、他に『台湾文学ブックカフェ3短篇小説集 プールサイド』所収の短篇「ぺちゃんこな いびつな まっすぐな」(作品社刊)がある。

三須祐介(ミス ユウスケ

静岡県生まれ。立命館大学文学部教員。早稲田大学文学部助手、広島経済大学教員を経て2014年より現職。研究テーマは、近現代中国の演劇と文学。共着に『旅する日本語:方法としての外地巡礼』(松籟社、2022)など。台湾小説の翻訳には陳思宏『亡霊の地』(早川書房)の他に、胡淑雯『太陽の血は黒い』(あるむ、2015)、徐嘉澤『次の夜明けに』(書肆侃侃房、2020)、台湾文学ブックカフェ3『短篇小説集 プールサイド』(作品社,2022)など

配信元企業:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター

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