湘南ベルマーレは3日、鹿島アントラーズからDFキム・ミンテ(29)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は今季終了まで。移籍中は鹿島との全公式戦に出場できない。

キム・ミンテはベガルタ仙台北海道コンサドーレ札幌名古屋グランパスでキャリアを紡ぎ、2022年から鹿島でプレー。だが、今季のチームは復帰の植田直道と関川郁万のコンビがセンターバックの軸となり、明治安田生命J1リーグで出番がなかった。

そのため、ルヴァンカップ天皇杯で出番を重ね、ここまで計5試合に出場中だったが、開幕から無失点がなく、ワーストの42失点で最下位に沈む湘南にレンタル移籍を果たす運びに。湘南の公式サイトを通じて、意気込みを語っている。

「初めまして、キム ミンテです。自分の力を必要としてくれた湘南のため、勝利に貢献できるよう全力を尽くします。応援、よろしくお願いします」

一方、鹿島では「応援を通じて自分を支えてくれたアントラーズファン・サポーターの皆様には、心から感謝しています。どんな時もチームの勝利のために準備し、戦う姿勢を変えることなく、湘南でも全力で戦ってきます」と述べた。