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3日月曜は、午前中からかなり暑くなっています。11時30分までの最高気温をみると、30℃以上を観測した「真夏日」地点は160を超えました。午後は暑さがレベルアップして、最高気温35℃以上の「猛暑日」の地点が続出しそうです。熱中症に厳重に警戒すると共に、この暑さによる急な激しい雨や雷雨にも、ご注意ください。

午前中から かなり暑い 真夏日160地点超

3日月曜は、本州付近には、暖かい空気が流れ込んでいるため、午前中から気温がグングン上がっています。

11時30分までの最高気温が、全国で最も高かったのは、静岡県浜松市船明(天竜)で34.3℃でした。

東京都心は31.5℃を観測し、2日連続の真夏日(最高気温30℃以上)になっています。また、水戸市宇都宮市前橋市横浜市名古屋市岐阜市富山市福井市大阪市京都市奈良市鳥取市などでも、真夏日になりました。

真夏日の地点数は、すでに168地点に達しました。

午後は 猛暑日続出 「体温並みの暑さ」も

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午後は、関東から西では、晴れ間のでる所もあり、気温が更に上がるでしょう。

最高気温は、前橋市名古屋市では35℃と、関東甲信や東海では、猛暑日(最高気温35℃以上)の所もありそうです。甲府市では36℃と、体温並みの暑さになる予想です。

熱中症情報を見ますと、東京都心・名古屋市大阪市金沢市広島市福岡市では「厳重警戒」、那覇市では「危険」となっています。

無理をしないで、熱中症対策を心がけてください。

熱中症予防のポイント

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。

② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

大気の状態が不安定に 急な激しい雨や雷雨にも注意

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注意が必要なのは、暑さだけではありません。

この暑さによって、関東から西では、午後は大気の状態が不安定になるでしょう。内陸部を中心に、突然、雨雲やカミナリ雲が発達しそうです。局地的には、カミナリを伴い、雨が激しく降るでしょう。

今、晴れていても、落雷や突風、急な激しい雨に、十分ご注意ください。

既に真夏日160地点超 午後は猛暑日続出「体温並みの暑さ」も 熱中症に厳重警戒