2日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元AERA編集長の浜田敬子氏が自殺ほう助の疑いで逮捕された市川猿之助容疑者の「動機」について、持論を展開。その内容に疑問の声が上がった。
 
 浜田氏は、猿之助容疑者が母親の自殺をほう助したとして逮捕されたことの動機について、「わからないことがたくさんあるんですけども、週刊誌報道が引き金になったと供述されていますが、引き金になったということであれば、何か家族の中で、お父様が長年病気が重くて介護が続いていたという報道もありますので、何か老老介護のような状況になっていたんだと思います」などと、動機について介護の問題を指摘する。

 その後、「家族の中で解決しなければいけないと思いつめられたのかなと思いました。週刊誌報道のセクハラやパワハラが事実だったとしても、誰か他の人に相談して支援を求めていたならば、いやそれはまず本当であったら、被害者の人に謝罪をし、反省をし、時間が経てば再起もできるのではないかというような、違ったアドバイスの可能性があった」「家族の問題を家族だけで解決するしかないと考えるうちに、死ぬしかないとなってしまった。家族で孤立するという問題が名門だからこそ、他に相談できなかったのかなと感じました」とコメントした。

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 浜田氏の持論に、一部視聴者から「週刊誌報道が起因なのに、なぜか介護の問題にすり替えている。意味がわからない」「猿之助のセクハラやパワハラが事件の発端なのに、なぜ介護の問題になるのか」「週刊誌が原因で自殺ほう助に発展したという印象を与えたくないように見える」「メディアの責任から逃げている」「ズレている発言」などと疑問の声が相次ぐ。

 一方で、「介護の問題があった可能性も否定はできない」「『サンデーモーニング』はコメンテーターが極論を発表する場なので、それに沿った発言」などの擁護も出ていた。

市川猿之助