2021年4月に約30年勤めていた会社を退職したのをきっかけに、Twitterに漫画を投稿し始めたやぎ公さん(@yagi_kou_)。やぎ公さんの作品「ネコ谷さんは会社員」は、ふつうの会社員・ネコ谷さんや、現代っ子の憎めない後輩・チュー尊寺君、仕事ができるウサ山さんなど、個性的なキャラクターが繰り広げるリアルな“会社員あるある”が共感を呼び、じわじわと人気を呼んでいる。

【漫画】混雑や暑さを避けて…ネコ谷さん流の花火大会の楽しみ方

今回は、夏にこそ読んでほしい“花火の楽しみ方”を描いた漫画をお届けする。

都内最大規模の花火大会の前日。チュー尊寺君が先輩のウサ山さんに声をかけたところ、「断る‼」と即答。「まだ何も話してないのに…」とたじろいでいると、「どうせ、私のマンションから花火がよく見えるって話をどこかで聞いて、家に押しかけようと企んでるんでしょ?」と詰め寄られてしまう。

この一部始終をネコ谷さんに話したチュー尊寺君。すると、ネコ谷さんから「じゃ、ウチで花火見る~?」と思わぬ提案が!

しかし、ネコ谷さんの家は高層階ではない。チュー尊寺君は困惑しながらも、花火大会の当日、ネコ谷さん宅へ。そこにはレジャーシートに飲み物、おつまみなど、花火鑑賞の準備が整えられていた。高層階ではないネコ谷さん家から、一体どうやって美しい花火を見るのか!?

花火大会に行くと混雑しているし、暑いし…というときに頼られがちなのが高層階に住む人。それを見抜いてシャットアウトするところがウサ山さんらしいエピソードだ。一方、当てが外れたチュー尊寺君を自己流の鑑賞に誘うネコ谷さんは、いつも通り面倒見がよく、花火を楽しむ2人の様子にほっこり。

コロナ禍の規制が緩和された2023年は、各地で花火大会が実際されるようだ。数年ぶりの開催となる花火大会も多いようで、やぎ公さんは「今年の花火大会は人出がすごいことになると予想されるので、ここ数年と同じく、家の中でテレビ中継の花火を楽しもうと思っています」とひと言。人混みの中を外出することにまだまだ躊躇する人もいると思うが、そんな人たちに向けて「ネコ谷さんたちのように、“家の中での花火大会”を候補の1つと捉えて楽しんでほしい」とアドバイスした。

花火大会」と言っても、楽しみ方は千差万別。ネコ谷さんのように自分に合った方法で、花火を堪能しよう!

画像提供:やぎ公(@yagi_kou_)

花火大会前日、先輩に話しかけたら「断る‼」とひと言。一体なぜ?