女友達・友人・友達・喧嘩・けんか

長いあいだ不妊治療に耐え、同じ悩みを持つ友人と支え合っていた女性。しかしたまたま自然妊娠したことで友情が破綻し、連絡しても無視されるようになってしまった。

「友人だから」と考え追うべきか、それともそっとしておくべきか。女性の心は揺れている。


■何年も続けた不妊治療

海外で暮らす30代の女性はかつて不妊に悩み、何度も体外受精を繰り返していた。そんな中、たまたま親しい友人も同時期に不妊治療を開始。互いを理解し支え合うようになり、女性はとてもありがたく思っていた。

「どちらかが妊娠したら、喜び合いましょう」。友人とそんな約束も交わし妊娠を夢見ていたが、不妊治療はなかなかうまくいかなかった。


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■諦めた後に自然妊娠

4度目の体外受精も失敗した女性は、夫と話し合って不妊治療の中断を決めた。経済的、身体的、そして精神的にも「もう限界だ」と考えたからだ。

その後、女性は夫と休暇に出かけ、数年ぶりに穏やかな時間を満喫。すると思いがけず自然妊娠し、大喜びした。

「きっと喜んでくれるはず」と考えた女性は、友人に会い妊娠を伝えることに。しかし友人はまだ治療中であるため、傷つけないよう十分配慮したつもりだった。


■友人はまさかの号泣

「妊娠した」と告げたとたん、友人はショックを受けて号泣。どうにかなだめ互いに笑顔で別れたものの、その日から友人は女性からの連絡を完全に無視するようになった。

そこで友人の母親に声をかけて事情を話してみたところ、「娘から、あなたとの友達付き合いは『今は無理』と聞かされたわ」と言われてしまった。


■「カードを送る」という案も

大事な友人にそっぽを向かれ悩んでいる女性が、イギリスのメディア『The Mirror』に投稿し、助言を求めた。

回答者は友達について「『支えてくれた親友を失った』という気分なのではないでしょうか」「不妊治療がうまくいかないなか、周囲の人間が妊娠・出産するのはつらいものです」と説明した。

さらに、今大事なのは友人を批判したりせず時間を与えることであり、「会う気分になったら連絡して」とカードに書いて送るのもいいと助言。その後の判断は相手に任せ、出産準備に励めばいいとアドバイスしている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

不妊治療で励まし合った友人に自然妊娠を報告すると… 号泣され友情が破綻