現役時代にバルセロナインテルなどで活躍した元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏が、養育費未払いの罪で懲役1年を求刑されているようだ。2日、スペイン紙『スポルト』が報じている。

 報道によると、エトー氏は、娘のエリカ・ド・ロザリオ・ニエベスさんに養育費の未払いをめぐる裁判を起こされており、懲役1年を求刑されているという。また、スペインメディア『Diario de Sevilla』によると、エトー氏は約5年間に渡って養育費を滞納していたとされており、その額は9万ユーロ(1417万円)に上る模様。さらに、エリカさんの弁護士であるフェルナンド・オスーナ氏は「彼は娘に対して5年以上の養育費支払い義務があり、正義に背き続けている。エリカの経済力は脆弱である一方、彼は贅沢な暮らしをしている」と訴えているようだ。

 エトー氏は今回の件以外にも、脱税で有罪判決を受けたほか、別の婚外子への養育費不払いで罰金を科された過去がある。

懲役1年の可能性があるエトー氏 [写真]=Getty Images