7月17日(月)に「ドリフに大挑戦!夏だ!コントだ!大笑いSP」(夜7:00-夜8:54、フジテレビ系)が放送される。同番組は、ザ・ドリフターズを愛してやまない芸能人たちが登場し、ドリフの名作コントに挑戦するトリビュート番組の第4弾。今回、加藤茶志村けんが出演していたコント「張り込みと酔っ払い」に挑戦する加藤、飯塚悟志(東京03)が収録後に囲み取材に応じ、収録の感想やコントへの思いを語った。

【写真】収録の感想を笑顔で語る加藤茶、飯塚悟志(東京03)

加藤茶「久しぶりに頭叩かれました(笑)。逆に嬉しかったです」

収録の手応えをきかれた加藤は「自分的には手応えがありました。若い世代の人たちが(コントを)ノリノリでやってくれるので助かっています。(頭を)叩く人がいなくなってしまったので、久しぶりに頭を叩かれました(笑)。逆に嬉しかったです」と収録を振り返った。

続けて、飯塚が「“頭を叩いてもよろしいですか?”と、本番前に確認をさせてもらい、“大丈夫だよ!”とおっしゃっていただいたので、結構、強めにいきました(笑)」と語ると、加藤は「結構、遠慮なくきたよね(笑)。叩かれても大丈夫なように(かつらが)ヘルメットになっていて、痛くないように作っています。志村の場合はもっときつかったです(笑)」とコメントを。

■飯塚悟志「(加藤さんは)ザ・コントレジェンドという存在です」

そして、飯塚は「(ドリフの「張り込みと酔っ払い」の)コントをやらせてもらえるなんて夢のようでした。志村さんと加藤さんがやられている映像を先に見させていただき、このコントをやるんだと思い、この通りには絶対できないので、僕なりにやらせてもらおうと思いました。(東京03の)普段のコントではやらないことが多くて、新鮮でしたし楽しかったです。初めての経験でした」と感想を語った。

続けて飯塚は、「僕との絡みの前に(加藤が)存分に(ボケを)やっていらっしゃったので、ニヤニヤしてしまい、それを押し殺すのが大変でした。僕の好きなかとちゃんが近づいてくるなと、ドキドキしながら待っていました。(加藤は)ザ・コントレジェンドという存在で、第一声の声の大きさに痺れました。声を張っていて、さらに、その声がすごく通っていて。(加藤のその声を)聞けて嬉しかったです」と笑顔を見せた。そんな飯塚のコメントに加藤は「(飯塚が)ノリノリでコントをやってくれるので気持ちよくて面白くて、どんどんボケてしまいました(笑)」と応えた。

加藤茶「自分たちのネタが間違っていなかったんだなと思います」

“ドリフの笑い”が若い世代に受け継がれていくのをどのように感じていますか?と質問された加藤は「ありがたいなと思います。昔、自分たちがやっていたことを今でも喜んでやってもらえるのを見て、自分たちのネタが間違っていなかったんだなと思います。昔、見ちゃいけない番組なんて言われましたが、今、やってみるとみなさん喜んでもらえるので自信になります」と気持ちを明かした。

そして、“ドリフの笑い”の魅力について飯塚は「普遍的な笑いだと思います。今日も(コントを)やっていて、僕たちはドリフのみなさんがやっていたフォーマットをそのままやらせていただいているだけなんですが、こんなに楽しいんだって思いました。僕たちは産みの苦しみなしで、ここに立たせていただいてるので、ただ楽しいだけです」と語ると、加藤は「ネタを考えてる時が一番苦しくて、本番が一番楽しい!」とコメント。

加藤茶、飯塚悟志に「ツッコミ専門でやっているので、ツッコミが上手!」

本番前にどんな話をしたのか尋ねられた飯塚は「(東京03の)ライブの感想をおっしゃってくださり…。コントに関してはほぼほぼ何も話してないです(笑)」と明かした。そして、加藤は「ちゃんと(台本で)決まってますから! 台本通りやりますので」とコメントすると、飯塚が「台本通りやってなかったじゃないですか! 全然、台本通りじゃなかったですよ(笑)。スタートからいつ来るのかとドキドキしていましたよ!」とツッコミ、笑いが起きた。

そして、加藤は「(飯塚は東京03で)普段、ツッコミ専門でやっているので、ツッコミが上手!安心してボケられました」と飯塚を称賛。加藤に褒められた飯塚は「嬉しいですね!」と照れながらも、笑顔を見せた。

ドリフのコントを続けていくことへの想いを加藤は「今でもコントを見て笑ってくれるのがうれしいので、本番をやると元気がもらえます。元気をもらうと同時に、笑ってもらえるのが力になります。何よりも笑い声が元気になります」と元気で過ごす秘訣を語った。

最後に、加藤と志村のコントを見て、参考にした部分について飯塚は「(加藤と志村の)コントを見て、志村さんもボケていらっしゃるので、ノリツッコミは全然、まねできないですが、志村さんのお芝居が自然だなと思いました。加藤さんとの絡みじゃない時の、張り込みの雰囲気とかがリアルで、改めてお芝居が上手な方だなと思いました。コントの緊張感の出し方が上手だなと思いました。まねができているかは分かりませんが、勉強をさせていただきました」と明かすと、加藤が「これはまねじゃないほうがいいんだよね! 志村のを見て、志村の通りにやろうと思うと違うので、飯塚君の色を出してもらった方が僕も絡みやすいです。志村と違う色でやってもらうのがうれしいです」と思いを明かし、取材を締めくくった。

「ドリフに大挑戦!夏だ!コントだ!大笑いSP」に出演する加藤茶、飯塚悟志(東京03)/※ザテレビジョン撮影